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福島カツシゲ『本日も起志快晴!?』

毎日が攻めの姿勢

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もしもボランティアに行くなら

身の回りの準備と心の準備が必要だと思います。



よく言われていることは『ボランティアは自己責任・自己完結』というフレーズ。それは間違いではなく、自分が活動する期間の食料と水と活動するための装備などの準備は必須です。

なので、これからボランティアに行こうと思ってる皆さんが、現地に向かう前に準備すべき物など、少しでも参考になればと思い、現在の状況をお伝えします。

ただし、現地の状況は日々更新されます。道路が修復されたり、孤立状態が解消されたり、支援物資が足りていない場所もあれば足りてる場所、余ってる場所もあります。

もちろん余ってる場所からは足りていない場所へ届けたいけれど、道路の問題や人手の問題で届けられなかったり、そもそも足りていないという情報が現地では伝わっていなかったりします。状況が日々変わっても、新しい情報は、現地でもなかなか伝わってきません。

いま、このブログを読んでくれてる人を含めて情報を受け取る側は、その情報がいつのものなのか、どこのものなのかを知る事が、とても重要だと思っています。(もうひとつ、誰が発信してるものなのかも大事だと思います)

その上で、ボランティアが求められる時期になった時に向かえるように、持ち物、装備、有給休暇の取得など、今から準備をしておくべきだと思っています。そして一番は体調と心構えなんじゃないかなと思います。


【今現在の状況は?】

珠洲市での現在(1月16日)の支援活動は、災害支援団体にもよりますが、ピースボート災害支援団体(PBV) では主に炊き出しです。輪島市では避難所運営の手伝いなども行っていますが、まずは、避難所にいる人たちに、1日1食は温かい食事を、継続して提供出来るようにしています。

断水状態で温かい食べ物を継続して出すには、湯煎で食べられるご飯や惣菜とペットボトルの水を使った汁物という風に限られます。支援物資として届いてるものの中から出来るメニューを考えての炊き出しです。

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1月14日は味噌(煮込んでない)うどんがメインで、ひじき煮を200食以上提供しました。

1月20日現在、まだ個人ボランティアが活動出来る状況にない大きな要因は、道路とライフラインだと思うのですが、道路の問題、断水状況などが改善されて、ボランティアが募集された時、どういった活動を行えるのか、どういった活動を珠洲や輪島、能登半島の人たちが求めているのかが大事だと思っています。

その時もまだ炊き出しが必要なのか、家の片付けなのか、大切なものを家の中から探し出すことなのか、雨水等で汚れてしまった写真の修復なのか、避難所での話し相手なのか、子どもたちの遊び相手なのか、時間の経過で変わってくる支援がいくつもあります。


【どんな準備すればいいのか?】

断水なので飲水はもちろん、身の回りで使うであろうお水は、今はありません。例えば歯を磨くなら歯ブラシではなく歯磨きシートが必要であるし、洗濯はできないので着替えの枚数も多くなります。何より1月2月は寒いので、寝袋だけでは、寝られませんでした。(1月13日物資倉庫内)

車中泊の場合は、寝袋と毛布などを積んでいきましょう。

装備としては、活動によって全く変わってきます。ただ、最低限の装備などは、コチラを参考にしてもらうと良いと思うのですが 炊き出しや避難所でのお手伝いなどの場合は、また違った準備が必要になってきます。

炊き出しの場合、支援団体によっては現地で使う調理器具やエプロン、調理用ビニール手袋など準備してあったりもします。

準備するものは、ボランティアを経験した事がある人から聞いてもらったり、ボランティアを募集してる支援団体に問い合わせるという方法もあります。

もうひとつ準備で大切なことは、ボランティア保険には加入してから向かって下さい。ボランティア保険は、現地でも入れたりしますが、受付での仕事が増えるので、必ず忘れずに加入していきましょう。


【どういう手順でボランティア活動をするのか?】

個人でのボランティアに参加する場合、各自治体の社会福祉協議会がボランティアセンターを開き、そこで受付をしてマッチング(やってもらいたいニーズと参加者とをつなぐ)を経て、何人かでチームを組んで指示された活動を行います。

道路状況も含めて、珠洲市や輪島市までは、遠い(時間がかかる)ので、その時間を考えて活動をしなければいけなくなります。今の道路状況では、日帰りでのボランティア活動は、なかなか厳しいものがあると思います。

石川県内の人がボランティアに参加する場合は、ある程度の道路状況も把握しているだろうし、支援先の町までの距離感もあると思うので、例えば、渋滞のない夜に向かって車中泊をして、翌日活動をして、活動後、そのまま車で帰宅する事が出来るので日帰りも可能なのかなとは思いますが、東京などから向かう場合は、この距離が、日帰りというハードルを上げます。


もうひとつは、支援団体に所属して活動する方法もあります。長期間活動ができる人、もちろん短期間でも日帰りではなく泊まりで活動できる人は、活動拠点(ベース)を持った団体で活動するという方法もあります。

今(1月17日現在)は、災害支援団体は、基本的に車中泊をしています。今後活動拠点が出来ると、そこで寝泊まりして、日々変わっていく活動に対応しながら、活動場所に向かうという事も出来るようになります。

僕が災害が起きた時に連絡を取って参加してる災害支援団体が、『ピースボート災害支援センター(PBV)』です。

PBVは、ボランティアの経験も豊富ですが、ボランティアを受け入れる体制づくりが早いというのも大きな事だと思っています。特に能登半島地震は去年の5月にも大きな地震があり、その時から支援に入っているので、住民の方との関係性も出来ています。

災害が起きた時、まずは状況を把握し、そこから長く支援に入る体制づくりをするので、その時期その時期にやるべき活動(出来る活動)を知っています。もちろん他にも災害時にいち早く被災地に入り拠点を作って体制を整える団体がありますし、個人での参加も出来ます。


【なんだかんだ書きましたが・・・】

これから更に寒くなります。いつからボランティア活動が始められるか分かりません。もちろんボランティアに行くことこそが正しいとも思っていません。それぞれ自分に合った被災地支援の方法があると思っています。

災害支援団体に支援金を送ろう!とか

ユニセフだったりドラえもんだったりYAHOOだったりを通じて義援金の寄付をしよう!とか

復興したら観光に行こう!!とか

ふるさと納税をしよう!!!とか

能登の特産物を調べて購入しよう・・・などなど。

出来ることを出来るだけやればいいと思うのですが、そこに、「出来るだけ長く続ける」という思いを付け加えて欲しいです。

状況はどんどん変わっていきます。変わっていく状況と情報をキャッチして下さい。

今の避難所の環境は決して良いとはいえません。それでも少しづつ改善していく(改善して欲しい)とは思うのですが、改善する一方で新しい課題も出てきます。その課題に取り組むのは、国なのか、自治体なのか、災害支援団体なのか、ボランティアが解決できることなのか、住民の皆さんで乗り越えるべき課題なのか、ほんとに様々だと思います。

最初に書いたように『ボランティアは自己責任・自己完結』だとしても、ボランティア活動はチーム戦だと思っています。自分が活動できる日だけで完結出来る事はなく、次に来るボランティアに繋げていくという事がとても大事だと思っています。

あたりまえですが被災した人の中には外国人もいます。そして支援してくれる海外の国もあります。きっと何度も能登半島を訪れた人が、日本だけでなく海外の人たちもいるんじゃないかと思います。

みなさん、チームで支援していきましょう。

| ヒトリゴト | 12:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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