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福島カツシゲ『本日も起志快晴!?』

毎日が攻めの姿勢

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富良野でのこと

日曜日は、日々のアレコレをお届けしてます。



ブログをアップする前に北海道で地震のニュースがあり、昨日から雨が強く降ってる地域もあり、今年はエルニーニョ現象が長く続くというニュースもありました。

エルニーニョ現象が発生すると、日本付近で夏季は太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、気温が低く日照時間が少なくなる傾向があります。また、西日本日本海側では降水量が多くなる傾向があります。(気象庁HPより)

こう自然災害や災害に関連するニュースが毎日のように続くと、なんかちょっとブログを上げるタイミングも気持ちも失ってしまいそうですが、みなさんごきげんですか?出来ればごきげんに過ごしたいですね。


先週になりますが、福島カツシゲ(ほぼ)ひとり舞台『災い転じて福 島カツシゲ』の公演概要、チラシなど諸々の打ち合わせをしに富良野に行ってきました。もちろんオンラインやらメールでも出来る事ではありますが、なんか、やっぱり会って伝えたいこと、会ったから伝わることというのがあるんだろうなと思ってます。

富良野滞在は3泊4日なのですが、打ち合わせ時間は実質2時間ほどという、なんとも優雅なスケジュールを組んで行ったハズなんですが・・・

富良野には富良野塾という俳優とシナリオライター養成のための塾がありました。入塾料・受講料は無料ですが、塾生は生活費を稼ぐために近隣の農家に働きに出て、夜に講義を受けるという、1984年に脚本家の倉本聰さんが開設した塾です。

すごいのは、家も稽古場も全て初期の塾生が自分たちで建て、今もその建物は富良野市麓郷の森の中に建っています。

富良野塾は2010年に閉塾しました。

塾生でもない僕が言うのも変ですが、きっと、あんな塾は、2度と開設出来ないだろうと思います。それは熱量とかエネルギーとか人の内側にあるものの問題ではなく、時代とか環境という外側の問題のような気がします。

卒塾した後も富良野に残った役者や脚本家、演出家、舞台技術者が、富良野演劇工場でお芝居を続けています。僕は、縁あって富良野塾OBユニット公演で『嫁に来ないかぁ』と『シコバラ』という作品の脚本・演出をやらせてもらいました。

さきほど「塾生は生活費を稼ぐために近隣の農家に働きに出て」と書きましたが、現在富良野に残った役者は、色々な仕事をしながら、全国の小・中・高校生の修学旅行のカリキュラム(校外授業)や大学の授業、企業研修などで『演劇を通したコミュニケーションワークショップ』というものをやっています。

演劇を通じてコミュニケーション能力を向上させることを目的としたワークショップで、シアターゲームを中心に、多少の言葉はありますが、身体表現で自分の考えや気持ちを相手に伝わる方法を身につけたり理解したりというワークショップです。

2時間ほどのワークショップで、少人数のシアターゲームから徐々にチームの人数を増やして、最終的にはみんなで協力して、ひとつの目標に向かうという、それはそれは見事な学びの授業です。

大事なのは答えを教えないというスタイルです。そもそも、シアターゲームにもコミュニケーションにも正解がないんです。正解を探すのではなく、失敗しながら色々な方法を試してみる。失敗を失敗のまま終わらせない。失敗を考える。考えたことを試してみる。という授業です。

そんなコミュニケーションワークショップを創り上げてきたのが富良野演劇工場の太田工場長(と、富良野在住の役者たち)です。

太田工場長も富良野塾の卒塾生で、卒塾後に札幌や東京で仕事をしつつ富良野に完全に移住してから23年が経ったと言ってました。

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この家の家主です。(冬季)

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お肉大好き工場長です。


当然23年前には知り合ってもなかったのですが、僕が『話し相手JAPAN TOUR 2000』をやりに南に歩き始めた3月下旬に工場長は東京から北に向かってました。


それはさておき、優雅なスケジュールを組んで富良野に行ったのですが、急遽、到着した翌日から授業をお手伝いをすることになりました。2日間で中学校2校の『演劇を通したワークショップ』に講師助手で入ることになりました。よしよし、中学生諸君、身体表現でのコミニケーションというものを教えてあげ・・・

めっちゃ教わった。めっちゃ学んだ。

中学生も楽しくそして真剣に学んだと思うのですが、56祭のオッサンは、太田工場長の熱量に圧倒され、だいぶ前にどっかに置いてきた思いをグリグリっとされた感じで、それがコミュニケーションという枠ではなく繋がって広がっていくのを感じて終わった2日間でした。

そんな学びの時間も経て、富良野にいる間に無事諸々の打ち合わせを終えて、舞台のお知らせが出来ました。

この舞台は、いま伝えるべき内容なのか?見てくれた人に何が伝わるのか?いまある台本は、富良野でしか出来ない作品なので、お時間と旅行費などのお金に余裕があり、熱量が漏れ出しちゃってる方は是非。


コミュニケーション怪獣のいる富良野でお待ちしてます。



追記

工場長や演劇工場スタッフのみなさんの仕事が、詳しく書かれた記事ありました・・・FURANO Job Style

スクリーンショット 2023-06-12 8.23.46

お肉大好き工場長とは別人!!

「舞台芸術は、大人が子供に正解を教えられるものじゃないんです。劇場では誰もが年齢に関係なく対等な関係で、一緒にものを作る仲間として感動を共有できます。富良野市民の皆さん全員に舞台に立ってほしいし、これから富良野に移住してくる人がいたら、ぜひ一緒に芝居をやりたいですね」と太田さんは夢を語る。

ですって。

| ヒトリゴト | 22:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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