イメージトレーニング
最近地震が多いので「もしも、今」というイメージを!
大きな地震だけでなく、色々な自然災害が起きた後、やはりよく聞くのは「こんなに(あんなに)・・・とは思わなかった」という言葉です。地震でいうと「あんなに揺れるとは思わなかった」「こんなに何も出来ないとは思わなかった」などです。
最近は「まずは、自分の身を守る行動を」と言いますが、昔のコンロは耐震センサーとか付いてなかったので、「まず火を消しましょう」とか「玄関の扉を開けましょう」とか言われてました。で、実際揺れると、そんな余裕ないです。まず動けない、なんなら立てないです。
多少は、体幹の強さだったり運動能力で立てる、動けるなどの差もあるとは思うのですが、身体能力よりも精神的に冷静でいられるかどうかが大きいです。
異常事態や災害が起こった時、75%近い人が思考停止状態となって何も出来ないそうです。また、15%の人が泣き叫び、冷静に行動出来る人というのは10%程度だそうです。
災害時や非常時に判断を遅らせる原因として、よく言われる正常性バイアス(大丈夫だろう。という楽観視の思い込みや先入観)と同じように『多数派同調バイアス』というものがあり、まわりの人が平然としている中、自分一人が逃げるのは恥ずかしいとか間違いだと感じて、「まぁ、大丈夫だろう」と判断してしまう事です。
さきほどの『冷静に行動出来る10%の人』が近くにいて避難誘導してくれればいいんですが、人が大勢いた場合に誰か一人が慌てて逃げ始めると、それが伝染してパニックになるという事もあります。
やっぱり『繰り返しの行動』が大事なんだろうなと思います。もちろん学校や地域単位で行う避難訓練も大事であると思いますが、まずは自分の、そして家族単位での行動が大事な気がします。まわりの人と同調しないというのが大事です。
同情するなら金をくれ、同調するなら逃げおくれ。です。
最近は、緊急地震速報があって、それはそれでドキッとするのだけど、それでも、短い時間(場合によっては鳴って直後ということもあるけど)に出来る事はあって、その行動をやったかどうかで九死に一生を得る事があります。
また、直下型地震だと、いきなりドンッ!と縦揺れが来ますが、横揺れの場合は、揺れ始めのグラグラッというのがあります。この揺れ始めの数秒に、何が出来るかというか、何をするかですね。
何をするかは、なんどか繰り返して行動する必要がありますが、まずは『考えずに動き出す』です。ブルース・リーの言葉だと、Don't think, feel ですが、災害時は
Don't think, move あ、動いたらダメな時もありますけどね。
マンションなどの場合は、玄関が安全だと言われてます。大富豪の億ションでない限り、玄関までは、5秒もあったら辿り着くでしょう。玄関には、あまり物がなく安全なのではないでしょうか?その手前の廊下も、両方が壁に挟まれてるのと物が少ないので、マンションにお住まいの人は、玄関方面に向かうというのをオススメします。
地震が収まったら、すぐに玄関の扉も開けて逃げる準備もできますし。
もうひとつ大事なのが『イメージトレーニング』です。
あまり考えたくないし、そんな事ばっかり考えて楽しい日常を送れるかと言われると、まぁ、ちょっと悩ましいですが、毎日の通学・通勤時や仕事中、出張先のホテルなど突然、非常事態になる事もあります。「もし、いま電車が止まったら」とか「運転中に地震が来たら」「このホテルの避難経路は?」というイメージトレーニングをする事も、とっさに動けるトレーニングとなるんじゃないでしょうか?
このブログでは、何度か書いていますが、災害から自分の身を守るための知識と経験を得た上で、災害が起きた時には、瞬間瞬間の自己判断が求められます。
いま、どうするべきか、どうすれば身を守れるのか?どこに逃げれば安全なのか?どっちを選ぶべきなのか?全部、最後は、その時自分が正しいと思った選択をするということ、そのための知識であり経験です。
ここ最近、広い範囲で地震が起きています。災害は、いつ起きるかわからないのではなく、災害は、いつも起きてるのです。みなさんが、そして、みなさんの周りの大切な人が、無事でありますように。
大きな地震だけでなく、色々な自然災害が起きた後、やはりよく聞くのは「こんなに(あんなに)・・・とは思わなかった」という言葉です。地震でいうと「あんなに揺れるとは思わなかった」「こんなに何も出来ないとは思わなかった」などです。
最近は「まずは、自分の身を守る行動を」と言いますが、昔のコンロは耐震センサーとか付いてなかったので、「まず火を消しましょう」とか「玄関の扉を開けましょう」とか言われてました。で、実際揺れると、そんな余裕ないです。まず動けない、なんなら立てないです。
多少は、体幹の強さだったり運動能力で立てる、動けるなどの差もあるとは思うのですが、身体能力よりも精神的に冷静でいられるかどうかが大きいです。
異常事態や災害が起こった時、75%近い人が思考停止状態となって何も出来ないそうです。また、15%の人が泣き叫び、冷静に行動出来る人というのは10%程度だそうです。
災害時や非常時に判断を遅らせる原因として、よく言われる正常性バイアス(大丈夫だろう。という楽観視の思い込みや先入観)と同じように『多数派同調バイアス』というものがあり、まわりの人が平然としている中、自分一人が逃げるのは恥ずかしいとか間違いだと感じて、「まぁ、大丈夫だろう」と判断してしまう事です。
さきほどの『冷静に行動出来る10%の人』が近くにいて避難誘導してくれればいいんですが、人が大勢いた場合に誰か一人が慌てて逃げ始めると、それが伝染してパニックになるという事もあります。
やっぱり『繰り返しの行動』が大事なんだろうなと思います。もちろん学校や地域単位で行う避難訓練も大事であると思いますが、まずは自分の、そして家族単位での行動が大事な気がします。まわりの人と同調しないというのが大事です。
同情するなら金をくれ、同調するなら逃げおくれ。です。
最近は、緊急地震速報があって、それはそれでドキッとするのだけど、それでも、短い時間(場合によっては鳴って直後ということもあるけど)に出来る事はあって、その行動をやったかどうかで九死に一生を得る事があります。
また、直下型地震だと、いきなりドンッ!と縦揺れが来ますが、横揺れの場合は、揺れ始めのグラグラッというのがあります。この揺れ始めの数秒に、何が出来るかというか、何をするかですね。
何をするかは、なんどか繰り返して行動する必要がありますが、まずは『考えずに動き出す』です。ブルース・リーの言葉だと、Don't think, feel ですが、災害時は
Don't think, move あ、動いたらダメな時もありますけどね。
マンションなどの場合は、玄関が安全だと言われてます。大富豪の億ションでない限り、玄関までは、5秒もあったら辿り着くでしょう。玄関には、あまり物がなく安全なのではないでしょうか?その手前の廊下も、両方が壁に挟まれてるのと物が少ないので、マンションにお住まいの人は、玄関方面に向かうというのをオススメします。
地震が収まったら、すぐに玄関の扉も開けて逃げる準備もできますし。
もうひとつ大事なのが『イメージトレーニング』です。
あまり考えたくないし、そんな事ばっかり考えて楽しい日常を送れるかと言われると、まぁ、ちょっと悩ましいですが、毎日の通学・通勤時や仕事中、出張先のホテルなど突然、非常事態になる事もあります。「もし、いま電車が止まったら」とか「運転中に地震が来たら」「このホテルの避難経路は?」というイメージトレーニングをする事も、とっさに動けるトレーニングとなるんじゃないでしょうか?
このブログでは、何度か書いていますが、災害から自分の身を守るための知識と経験を得た上で、災害が起きた時には、瞬間瞬間の自己判断が求められます。
いま、どうするべきか、どうすれば身を守れるのか?どこに逃げれば安全なのか?どっちを選ぶべきなのか?全部、最後は、その時自分が正しいと思った選択をするということ、そのための知識であり経験です。
ここ最近、広い範囲で地震が起きています。災害は、いつ起きるかわからないのではなく、災害は、いつも起きてるのです。みなさんが、そして、みなさんの周りの大切な人が、無事でありますように。
| 防活・減活のススメ | 16:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
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