福島カツシゲ『本日も起志快晴!?』

毎日が攻めの姿勢

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

漁師の料理

魚の煮付け。




30日からお世話になってる石森さんち。今年、最初のドラメンタリーは漁師。



『しげさん、ナメタガレイ知ってる?』
『いや、初めて聞きました。』
『これは、ハンパなぐうめぇがら。』






『はい、この魚はなんだか知ってる?』




『メバル・・・っすか?』
『はい、正解。なんで分かったの?』
『勘です。たまたま当たりました。』
『メバルの煮付けは、ハンパなぐうめぇがら。』



『この魚わがる?』
『いや・・・』
『アイナメね。んで、そっちはマコガレイ』




『アイナメのアラ汁は、ハンパなぐうめぇがら。』






『ドンコは、石巻のさがな(魚)だべ。ドンコの肝、食べたごとある?』
『いや、たぶん、ないと思います。』
『ハンパなぐうめぇがら。』




あっという間に、ハンパなぐうめぇ魚料理が3つも4つも出来あがる。


ナメタガレイの煮付け、メバルの煮付け、アイナメとドンコのアラ汁。


『アイナメの刺身は、明日だべ。』


まず刺身じゃないのか?石森さんの場合、刺身は、すぐに食べない。もちろん活き造りなんてやらない。


『刺身は、すぐに食べでも、うまぐねぇがら。シメてすぐの刺身がコリコリしてんのあるべ、あれは、死後硬直だがら。』




漁師の基本、いや、石森さんの基本は、だいたい煮る。



石森さんの家で、石森さんの手料理を食べるという幸せな景色。


去年は4月に仮設住宅の小さなキッチンで、小女子(こおなご)汁を作って、うんめぇ、うんめぇと言ってご馳走してくれた。


自分で作った料理を『うんめぇ、うんめぇ。どう?うまいべ。』と言ってご馳走してもらうのは変わらない風景なのですが、やっぱり我が家での調理は、手際もよく、何より楽しそうである。


まだまだ仮設住宅で、今年5回目の正月を迎えてる人がたくさんいる。


みなさんが、我が家で料理を作って、笑顔で食卓を囲むのは、いつになるのでしょう。

| ヒトリゴト | 13:05 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いいなぁ・・・。

くどくどと説明を添えて書かなくても、お二人の人柄や距離が
伝わる・・・新鮮な季節の魚を煮る香りと一緒に。

自分は岩手内陸生まれ内陸育ちで、四十過ぎて「土地の魚」の
美味しさに目覚めた人間ですが、こんなブログを拝読すると
厳しい冬でも沿岸に出向いてみたくなりますね。

「目の前の魚を釣った漁師さんと直に顔を合わせて食べられる」

・・・そんな食堂がもし叶えられたら、きっと復興の一助に
なると思うのだけれど・・・難しいのかな・・・。

| こんのすけ | 2016/01/02 18:20 | URL | ≫ EDIT














TRACKBACK URL

http://leader2940.blog59.fc2.com/tb.php/3599-1c6137c8

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT