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福島カツシゲ『本日も起志快晴!?』

毎日が攻めの姿勢

2023年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2023年06月

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今月のまとめ(5月)

もぅ、ですか?もぉ、5月が終わるのですか!


2023年に入って、平日は『防災』『減災』に関するアレコレを書いてきたのですが、最近書きながら、書いてることが散らかってるなぁ〜と、ヒトゴトのように感じてます。

週の始まりの月曜日に、その週のテーマというか流れをある程度決めるのですが、いきなり大きな災害や、それにまつわるニュースが入ってきたりすると急遽流れが変わったりして、さらに「この流れでいくと、こっちを先に書いた方がいいか・・・」と、思ったとおりにいった週がほとんどありません。

最終的に月末のまとめを書きながら「散らかったブログになってるなぁ・・・」となります。

ちょっと6月は、改めて『テーマ」というか散らからない、そして興味を持ってもらえる防災・減災を考えて進めていこうと思ってます。


● 休みの日に行ってみよう・やってみよう

GW特集としてお届けしましたが、日帰りでも行けちゃうとこあるので、よかったらチェックして行ってみてください的なアクティビティ

(4月の分も入ってますが・・・)

『北海道編』 『東北編』 『九州沖縄編』 『中国地方編』 『四国地方編』 『関東地方編』 『東海・北陸地方編』

ここまでは4月のまとめにも書きました。

『近畿地方編』 奈良県のダムにありました。本格的な豪雨体験の出来る観光地。

『GW特集のおまけ』 「災害時に生き抜く力を学ぶ」という体験型の講習『72時間サバイバルプログラム』


● 防災✕◯◯

『防災✕観光』 「行きたい!」と「来てほしい!」の声をつなげる『みやぎ海べの旅案内』

『防災✕遊び』 「やらないと」から「やってみたい」と思える体験型のエンタメ『あそび防災プロジェクト』

『防災✕スマホ』 自分が連絡を取りたい相手は、きっと相手も連絡を取りたい・・・はず。WEB171など。


● 石川県の地震に関する情報など

『能登半島で起きてる群発地震』 プレートがぶつかり合って押し合ってる境界部分です。

『流体の移動』 これまでの海溝型地震でも内陸型地震でもないパターンです。

『屋根の上の作業』 石川県でも屋根の被害が多くあり、ブルーシートを被せる作業が続いてます。



● 企業や団体などの取り組みなど

『いつものもしも』 無印良品の取り組み

『多言語支援センター』 外国人の人たちが困ったことがあった場合、市役所の国際交流課など石川県の『多言語支援センター』があります。

『災害時多言語シート』 避難所にあればとても便利だし、外国人の避難者も(少しは)安心できるんじゃないかと思います。

『もしもFES2023』 今年は名古屋でも開催しました。来年はさらに広がりますように。

『もしもFES名古屋』 ちょっと残念だった名古屋でのもしもFES

『#pasobo』 人の数だけ防災のパターンはあります。これはオススメ!


● 防災・減災への取り組みやアイデア

『ルーティーンワーク』 災害直後から活動できる機動性を備えた医療チームDMAT(Disaster Medical Assistance Team)があるように、医療だけでなく専門的な技術者に入ってもらうような制度作りが必要だと思います。

『防災が愛に溢れてる』 hatGPTとGoogleのBirdに答えてもらった結果・・・僕はBird派かなぁ。

『イメージトレーニング』 異常事態や災害が起こった時、75%近い人が思考停止状態となって何も出来ないそうです。また、15%の人が泣き叫び、冷静に行動出来る人というのは10%程度という結果。

『竜巻からのサバイバル』 竜巻の件数が増えてます。

『超大型で猛烈な勢力の台風2号』 最大瞬間風速70メートルの恐怖。

『if then ルール』 防災・減災のルールにも活かせないかなと思います。


● 救急救命

『リトルアン前編』 救急救命のパートナー ①

『リトルアン後編』 救急救命のパートナー ②

『トリアージ 命を救うこと諦めること』 阪神淡路大震災、あの日医療現場で起きていた事。



● 防災ことわざシリーズ?

『備えあっても憂いあり』 備えあれば憂いなし?いやいや、防災に万全はないです。

『水筒持っていけば陽もまた涼し』 熱中症が増えてます。『心頭滅却すれば火もまた涼し』というのは修行してる人です。暑いものは暑い!!

『備えは人の為ならず』 『情けは人の為ならず』と同じです。まわりまわって自分のためになるのです。


● 梅雨入りしました

『アンダーパスの危険』 渋滞にハマって前に進めず、気づいたら水がドンドン流れ込んでいたというケースがあります。


● 防災・減災とは離れた日々のアレコレ

『沢登り』 夏にオススメの沢登り。棒ノ折山(ぼうのおれやま)

『トラブル』 自分は正しくない。そう思って毎日を過ごす

『エアコン掃除』 電気代のみならず、いろいろ跳ね上がってます。「せめてエアコンの効きだけでも良くしましょう」運動。

『モザイク』 モザイクかけてもアカンもんはアカン。政治家にあるモザイク、いや、小細工。



6月が終わると、2023年が半分終わります。

みなさん、ジメジメとハッキリしない天気が続く梅雨を抜けたら夏です。ステキな夏を過ごすために、まずは水着を備えましょう!!

| 防活・減活のススメ | 15:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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if then というルール

「これをやったら、アレをする」という実行計画



本日は、大阪日帰りミッションのため新幹線に乗ってるのですが、富士山が見えない天気で残念です。とはいえ、雨に打たれることなく東京を出て、滋賀の琵琶湖あたりでは晴れ間も見えたので、帰りに富士山見えないかな〜と淡い期待をしています。

さて、ここで問題です。新幹線で大阪方面から東京に向かってる時、富士山ってどっち側に見えるでしょうか?

そうです、左側に見えますね。指定席を取る時には富士山が見えるE席から埋まっていきます。ただ、一瞬だけ右側、つまりA席に座ってる人から富士山が見える瞬間があるのを知ってました?

名古屋を越えて、掛川〜静岡駅間の安倍川を通過する手前で、一瞬右側に富士山が見えるタイミングがあります。

Google Mapで静岡駅を検索して、そこから掛川方面に向かっていくと、線路が南北になってる箇所があります。そこを新幹線が通ってる時にA席から富士山がチラ見えします。

今度、乗る事がある人は、ぜひ確認してみてください。


本日は、えきネットで新幹線のチケットを取って、かなり時間より早くに家を出たのですが、余裕を持って出るのはいいですね。

新幹線には新横浜駅から乗るので、新横浜で崎陽軒のシュウマイ弁当でも買って、いや、シュウマイ弁当は結構匂いがするのでどうかなぁ〜などと思いながら電車に乗り、しばらくして気づきました。

逆だ、オレ、逆方面に乗ってる!!

と。いつも真逆の方に乗る事が多くて、そんな日頃の習慣で何の疑いもなく乗っていて、15分ほどして気づいたんですよ。いやぁ、早めに家を出てよかったぁ〜と思いつつ新横浜に到着する時間を調べたら、新幹線の出発時間に到着。

ノぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!恐るべし、日頃の習慣。

しかし、便利な世の中でもあり、えきネットでチケットを取ってたので乗車変更が出来ました。とはいえ、新横浜駅では小走りで弁当を買う時間もなく、あんなに早く家を出たのに・・・と嘆きつつ次の新幹線に飛び乗りました。


さて、長々と脱線してましたが、タイトルに書いた『if thenというルール』ですが、まぁ、ぶっちゃけ『To Doリスト』と同じです。

ただ、「コレをやったらアレをやる」というルールなので、1日のうちのいつかやるという『To Do』ではなく『コレ』の後に必ずやらないといけない『アレ』という事になるわけです。

簡単にいうとご飯食べたら薬飲むみたいなやつです。それを習慣づけると、自然にコレやったらアレやらないと気持ち悪いみたいになるわけです。

最近の『if then』は、脚本を書いてる時に30分のタイマーをセットして、30分経ったら軽い筋トレするというをやってます。なのでタイマーのスイッチをオンしたら筋トレまでやらないと気持ち悪くなってます。

たまに筋トレをやりたくてタイマーのスイッチをオンして、全く捗らない30分の脚本タイムという事もあります。

筋トレの後は眠たくならないので、運転してる時もコンビニに寄ったら筋トレするという『if then』ルールもとても有効です。ただ、ちょっと抑えた筋トレになりますが。コンビニの駐車場で腕立てしてる男がいたら、それは僕です。

そんな『if then』ルールを最近多い地震の時のルールとして活かせないかと思いますが、どうでしょう?

最初の動き出しの一歩が出ないというのが地震の避難ではありがちなので、たとえ小さな揺れでも「揺れたら動き出す」というルールを決める。家の中や職場で「揺れたらこの場所に動き出す」というルールにしておくのはどうでしょうか?

他にも、お風呂は、入る(お湯を溜める)前に洗うというルールを決めておくと、常に湯船にお湯が溜まってる状態になります。

また、寝る前に水筒にお湯を入れておくと、朝、いい感じの白湯になってます。まぁ、To Doでもありルーティンでもあるんですけどね。

| 防活・減活のススメ | 20:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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梅雨入りしました

雨への備えは大丈夫ですか?



すでに5月18日に沖縄、奄美地方は梅雨入りしてましたが、気象庁は本日、九州北部、中国、四国、近畿そして東海地方が『梅雨入りしたとみられる』と気象庁が発表しました。5月の梅雨入りというのは、近畿・東海地方では10年ぶりだそうです。

ん?九州北部?てことは、南部は?

九州南部は、まだ梅雨入りしてないらしく、北部がお先に梅雨入りしてました。調べてみたら、九州南部より北部が早いのは2011年以来、12年ぶりでした。

そんな梅雨入りしたタイミングで、かなり前にblogでも書きましたが、穴の補修をした靴底から雨が侵入してきました。あれから約半年です。なかなか頑張った方じゃないかと思います。

そろそろ新しい靴の買い時なのかなぁ?でも、まだ表面は全然無事なんですよね。もう一度SHOE GOOで補修しようか迷ってます。

ちなみに、洪水などの危険が迫ってきた時に、避難所へ避難する時、外の雨が強かったり、すでに道路が冠水してた場合は、長靴ではなく、しっかりと紐でしばったスニーカーなどの運動靴で避難しましょう。長靴に水が入ってくるととても歩きにくいです。

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冠水してる道路は歩きづらいです。

ハイカットのシューズ、登山靴とかバスケットシューズがあると一番安全ですね。バスケットやって引退しても、しばらくバッシュは記念と避難用に取っておきましょう。

そういう意味では、穴の空いた靴も、なかなか使い道はありませんが、晴れた日と大雨の避難用に取っておくのもいいですね。

また、避難時に傘を使うと片手が塞がるので、出来ればレインコートやカッパで移動するようにして、傘は冠水してる道路の足元確認するために杖代わりに持つといいでしょう。

静岡県清水区では、1年前(2022年9月)に台風15号による水害がありました。清水区では市内を流れる巴川が氾濫して(外水氾濫)低い場所に水が流れて床上・床下浸水したのですが、これからの季節は都市部での内水氾濫にも気をつけてください。

内水氾濫というのは、雨の量に対して排水機能が追い付かずに処理出来ず、雨水や下水が溢れて道路や建物が浸水する洪水現象です。特に気をつけてもらいたいのがアンダーパスです。

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こういう道ですね。


大雨の日にニュースで車が埋まってる映像を見て「なんで通るかなぁ〜」と思ったりするかもしれませんが、もちろん、通ろうとしたら水が溜まってたという場合もあるとは思いますが、実は、アンダーパスの場所で渋滞にハマって前に進めず、気づいたら水がドンドン流れ込んでいたというケースがあります。

もしも自分の車がアンダーパスで止まってて、坂の上から水が流れてきて危険を感じたら迷わず車を置いて避難しましょう。

僕も運転中にゲリラ豪雨に遭った事が何度かありますが、ホントに前が見えないし危険です。危険を感じたらコンビニの駐車場など一旦安全な場所に車を止めて、ラジオを聞いたりスマホで情報を受け取りましょう。

雨が落ち着いてからゆっくり帰り(行き)ましょう。

その時は、命の危険から一次避難させてもらったコンビニで買い物をするのを忘れずに!



線状降水帯に関して

「顕著な大雨に関する気象情報」の発表基準を満たすような線状降水帯による大雨の可能性がある程度高いことが予想された場合に、半日程度前から、気象情報において、「線状降水帯」というキーワードを使って呼びかけます。(気象庁HPより)

これまで気象庁は、線状降水帯が発生した時に発表してましたが、5月25日午後より、線状降水帯の発生を伝える基準を改定して、最大30分早く発表する運用を始めました。

| 防活・減活のススメ | 22:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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モザイク

画像の加工



先日、画像にモザイクを入れながら、ふと思いました。

鈴木さん (1)

モザイクとブサイク・・・似てますね。


ボカシ加工をした時には

鈴木さん

モザイクとブサイクが似てることには気づきませんでした。


ただ、ボカシてもモザイクでも、ブサイクなのはマチガイありませんでした。さて、日曜日です。ちょっと防災・減災とは離れたアレコレを。


こんな画像を貼り付けておいて書く内容でもないのですが、先日G7サミットが終わりました。終わった後の世論調査で岸田内閣の支持率が上がったというニュース。

何をもってして上がるの?

支持してなかった人が支持するようになって支持率というのは上がるわけですよね?このタイミングで支持率が上がるというのは、なんで?何を評価したの?なんで、「今までは支持してなかったけど今回の広島サミットで支持するよ、わたし(俺)」ってなったの?

岸田内閣の何をもってして支持してなかった人が支持したのかを知りたい。

政治家のみなさんの目的は何なのだろうと、ホントに考える。そして時々「なぜそれが通用すると思ったの?」というような事を平気でするし、平気で有耶無耶にして終わる。そして支持率が上がる。なぜなのか全く分からない。

オレがバカなのか?

P1002147のコピー

ボカシても、かなりバカな顔してるな・・・


政治という仕事には、国民には解けない何か特別な方程式みたいなものがあるのだろうか?方程式の解き方を分かってながらも答案用紙に書けない事情がある人は、きっとシンドイだろうなぁ。自分の心をボカシたりモザイクかけて生きていかないとおかしくなるんだろうなぁ。

顔にモザイクぐらいならマシな方かもな。あ、モザイクと小細工も似てるな。

| 防活・減活のススメ | 17:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もしもFESなごや、始ま

ったらしいです。



2022年9月に『もしもFESしぶや』へ行ったのですが、今年から名古屋でも行われるということで、先日blogで『名古屋でやりますよ〜ぉ』とお知らせしたところ、行ってくれた友人・知人、また「明日行くよ〜」とも連絡いただきました。

で、明日行く予定にしてる友人には、ちょっと、アレですが・・・

なかったんですって、ザブトン教授!!

『ザブトン教授の防災教室』というのは、イスに座った状態での地震動体験装置「地震ザブトン」で、過去に起こった地震のリアルに再現された揺れを体験できる体験学習型イベントプログラムです。

そんな『ザブトン教授』って、もしもFESの目玉なんじゃないの?なにやってんの、もしもFES!

まぁ、いろいろ事情はあるのでしょうが、僕は、あの体験を通じて「震度7というのは、動けなくなるんだ」と知って「動けなくても大丈夫な部屋作りや家の中での避難場所を考えないと」と感じただけに、イベント会場にナイのはとても残念です。


明日も天気は良さそうなので、久屋大通公園の近くにお住みのみなさんは、軽いお散歩気分で行ってみてはどうでしょうか?来週からは天気が荒れそうなので、FESを回りながら「これ、必要だなぁ」とか「便利だなぁ」と思うモノを会場でゲット出来るかもですよ。


29日から天気が荒れる原因は、台風2号の動きです。

依然強い勢力を保ったまま移動してるようです。5月の時点で、これほど大きな台風というのは珍しいらしいのですが、やはり海水の表面温度の高さが影響してるようです。この後は、表面温度の低い場所を移動してくるので、台風自体の勢力は徐々に下がっていくようです。

なので、あ〜〜〜んしん!!

とはいかないようです。というのも、梅雨前線が来週、本州付近にずっと停滞するので、台風からの湿った空気が入り込んできて、かなりの量の雨を降らせることになりそうです。来週の本州、関東より西側の天気予報は、ずっと雨です。

ここのところ地震が頻発して地盤が緩んでる場所があると思うので、そこに大量の雨が降り続けると土砂崩れが起きたり、また河川の上流で倒木などがあると川が堰き止められて氾濫するという災害の連鎖が起きてくる可能性があります。

ハザードマップポータルサイトや昨日紹介したpasoboなどで、自分が住んでる地域の災害リスクなどを事前に知っておきましょう。

台風や大雨で困るのは洪水や土砂崩れはもちろんですが、多いのは停電ですね。

台風等の強風で飛ばされたモノで電線が切断されたり、土砂崩れで電柱が倒れて電線が切れたりすると停電が起こります。

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また、海に近い地域だと塩分を含んだ潮風が設備に吹きつけて、設備に塩分が多く付着すると、絶縁部に電気が流れる事で停電が発生します。

飲食料への備えは準備してる人も多いと思いますが、停電に対する備えは準備しておいた方がいいと思います。

・懐中電灯
・ラジオ
・モバイルバッテリーの充電
・カセットコンロとカセットボンベ

などは、今のうちに使えるかどうかのチェックも含めて、一度使ってみたらどうでしょう?



追記

アルミホイルの色々な使い方を紹介してる企業『株式会社UACJ』のHPに、アルミホイルの使い方アレコレがあります。

作り方、貼り方の動画もありますので、参考にしてみてください。ベビーカーって、たしかに暑いだろうからアルミホイルで反射させるというのはいいなと思うんですが、もうちょっとやり方ないんかなぁって思いました。

| 防活・減活のススメ | 22:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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パーソナル防災サービス

防災診断やってみてください。



先日も、「防災のパターンは人の数だけあります」というブログを書きましたが、まさにパーソナルな防災を考えるサービスが、コチラの『#pasobo』です。


まずは、防災診断をやってみてはいかがでしょうか?暮らしに必要な防災対策やアドバイスもしてくれます。


そんなワケでやってみました。まず『防災診断を始める』というのが出てきますので、そちらをクリックすると簡単な質問が出てくるので答えていくと診断結果が出ます。

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やはり『在宅避難』を重点に考えた備えをススメられました。


他にもリスクを教えてくれます。

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震度5強の地震、92%かぁ・・・


その他の災害に関しても診断が出ます。

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近くに川はあるけれどマンションの6階に住んでるし、周囲に山があるわけではないので、洪水や土砂災害のリスクは少ないです。

となると、備えるべき災害を地震、地震が起きた時には高齢者への配慮を考えた部屋作りや備蓄という点を押えていれば慌てなくていいんじゃないかと自分なりにシュミレーション出来ます。


診断を始めて回答する時に迷ったら、何度も出来るし、自分の暮らしの状況が変わったり、親戚の家に遊びに行った時など、その時その時で考えるキッカケになるんじゃないでしょうか?


これまで、10人10色の防災を、どういう形で伝えていけばいいのかを考えてましたが、これは防災を始めるためのキッカケとして、今までで一番しっくり来るシステムだと思いました。


是非、オススメです。

| 防活・減活のススメ | 13:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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北海道で30℃を越えました

日本の南の海上では台風2号が猛烈な強さになっています。



今年の夏、電気代が上がってます。電気代に限らずいろいろ上がってます。買い物をしてると会計が、自分が想像してる金額を2〜3割上回っています。たとえ金額が上がっていない商品でも、なんか小さくなってます。これまでの金額で買えるように、お客さんへの配慮なのかもしれませんが、どちらにしても実質の値上げです。

完全に家計を圧迫しています。

そうなると、多少暑くなっても冷房を我慢する人たちが大勢います。さすがに地球環境の事を考えると「我慢せずにガンガン冷房つけましょう!」とは言えませんが、自分の体と相談しながら、そしてせめて少しでも冷房効率が上がるように、本日も『福島クリーンサービス』改め『福島エアコン効き目アップアップ大作戦』出動です。

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少しでもエアコンの効き目が良くなりますように。


地球全体が暑くなってるため、台風の大きさも、これまでの台風では考えられないような大きさになってることがあります。

今月の14日にミャンマー西部に上陸し、大きな被害をもたらしたサイクロンの最大瞬間風速が70メートルでしたから、とんでもない風だというのが分かります。そして、こうした台風などの被害を受けるのは、いつも貧しかったり差別を受けていたりする社会的な弱者です。



2004年に発生したハリケーンチャーリーの風速70メートルの風です。


現在、気になるのは台風2号の位置ですが

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25日15時の位置です。


現在はグアム島を通過して北西へゆっくり向かっています。グアム島を通過する前から台風の目がハッキリと見えています。風速30メートルを超える猛烈な風と1時間に50ミリを超える激しい雨が降ったということです。最大風速は55メートル、最大瞬間風速は80メートルです。

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大規模な停電が続き外出禁止令が出されているそうです。



海面の水温が高く、上空の風の流れが台風の発達に適した環境のため、台風2号は数日間は猛烈な勢力を維持する見込みだそうです。このまま進路が北西にゆっくり進むと週末には沖縄、奄美地方で海は大しけになる恐れもあります。

週末、台風の位置が離れていても、高波やうねりが発生している場合は海で遊ぶのは諦めましょう。

今年も、おそらく自然災害は各地で被害をもたらせるのではないかと思います。短い時間で最善の判断をして、事故のないように願っています。





雨と風の強さは、コチラを見てもらえると、少し分かりやすいかもです・・・雨と風の階級表


*高波
強い風や台風によって発生する波で、波長が短く波高が高いのが特徴です。

*うねり
風が吹いて海面が波立った後、風が止まっても波が遠くまで伝わる波です。うねりは、風が吹いている場所よりも波長が長く、波高が低いのが特徴です。

高波は、海岸で建物や車に被害を与えたり、もちろん人を流す可能性があります。また、うねりは、沖で船舶を転覆させたり、沈没させたりします。

| 防活・減活のススメ | 23:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トリアージ

命を救うこと、諦めること。



先日のブログ『Little Anne 届きました(前編)』で、少ししか触れなかったので、本日お届けするのは『トリアージ』です。

最近は医療ドラマも多いので言葉だけは聞いた事あるという人もいると思うのですが、災害などで多数の傷病者が出た場合に、治療の優先順位をつけることを『トリアージ』といいます。

お世話になってる先輩が音楽を担当してるドラマの劇場版でも、台風の中、土砂崩れが起きて次々と運ばれてくる島の診療所で、どう考えても救えないだろ。という状況の中、ひとりだけが「何があっても全員助ける」と言って孤軍奮闘するのですが・・・その中で『トリアージ』という言葉が出ていたような気がします。


話を戻しましょう。映画の世界ではなく実際にトリアージの現場を撮影していた映像を、4か月前に見ました。

今年で28年になる阪神淡路大震災、淡路島で唯一の救急救命設備がある兵庫県立淡路病院での震災当日の映像で、おそらくトリアージを行っている医療現場を初めて撮影したものだという事でした。

あの日、震源地に近い淡路病院には、最初に軽症の患者さんが歩いて病院にやってきました。震災から2時間ほど経つと、次々と重症患者が運ばれてきて、病院のアチコチで心肺蘇生が行われていました。この状況は、誰もが初めて経験する事だったと言います。

そして、その日の指揮を取っていた医師が、外科部長の松田さんでした。松田さんは院内を回りながら若い医師たちに言います。

「やることやって、あかんかったら、次の人を助けなあかん」

蘇生が無理だと判断した患者に付き添ってる家族にも心肺蘇生を辞めることを、松田さんは告げていました

「心臓が止まって、呼吸が止まって20分経ちますので、蘇生は困難です。」

心肺蘇生をしてた医師にも「やめなさい。次の人に行きなさい。とにかく助けられる人を助けないかん」と言ってやめさせていました。


あの頃、まだトリアージという言葉や概念は、社会では殆ど知られてなかった時代です。医師の一人は、あの時を振り返って「(自分では)やめられない。止め時が分からない」と言ってました。

誰かが決めないと、助けられる命を救えない。その決断をしていた松田医師は、これまでずっと命を救うという仕事を続けていた人です。その人が命の選別をしなければいけなかったというのは、どんな思いだったのかと考えます。

あの時、淡路病院で現場にいた若い(若かった)医師が振り返りながら言ってました「自分には出来なかった」と。

当時の看護師長さんも蘇生中止の判断は、簡単に割り切れるものではなかったと仰ってました。けれど「冷静になったら、医療は、生きてる人のためにあるべきなんだろうと思います」とも言ってました。


1995年1月17日、淡路病院では、10代を含む6人に蘇生中止の末、死亡が告げられました。


助かる可能性のある人が命を落とさないようにする。瞬間瞬間の判断は、とても難しいと思います。映像として残っていたのは淡路病院で起こっていた事だけだったかもしれませんが、同じ事が、他の救急病院でも行われていたであろうと思います。

この時の映像を、救急救命士を目指す学生や病院関係者などに見てもらい講演を続けているのは、あの時、医者になって3年目だった水谷さんという医師です。水谷さんが講演で言ってた言葉です。

「決して、震災の時にこうしましょうというお話ではなくて、皆さんがこの現場にいたらどうしよう、というのをぜひ考えていただきたい。」


僕たちが備えたり、また、知識や経験を得る事で、それらを活かせるようにするという事は、少しでも命の選別をさせないようにするということにも繋がっているのではないかと思います。



追記します。

4ヶ月ほど前に見たトリアージが行われていた現場のドキュメンタリーです。気持ち的にキツイと思われるシーンもありますので、ご自分の判断でご覧ください。

| 防活・減活のススメ | 22:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Little Anne 届きました(後編)

昨日の続きです。



あたかも、胸骨圧迫の指導をしてるような、講習をしてるようにも見えますが

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こんなパターンもあったり

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なぜか、こんなパターンもあったりするし

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最終的には、こんなパターンもあるので

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ぜったい、講習じゃないですね。


また、詳しくお知らせしますので、もうしばらくお待ち下さい。




| ヒトリゴト | 22:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Little Anne 届きました(前編)

詳細は、また明日お届けします。



地震が続いてますね。備えも大事なんですけど、結局は対応力なんでしょうね。いま起きた事にどう対応するか、何が出来るかというのが大事なのだと思います。

防災士の資格を取るのに、必ず受けなければいけない講習があります。その時のパートナーが本日届きました。

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救急救命の講習に欠かせないパートナー、リトルアンです。

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3日間で帰っちゃうんですが。


明日は、彼女とともに出かけます。そんな彼女の名前がリトルアン。なぜリトルアンという名前なのか?20世紀はじめ、フランス、パリのセーヌ川で引き上げられた一人の少女がモデルとなっています。詳しくは、コチラからどうぞ


阪神淡路大震災の時、淡路島の病院では、次々に運ばれてくる重症、重体の患者さんを、ひとりでも多く救うために実際にトリアージが行われました。


助けられた命、助けられなかった命の両方を経験してきた救急救命士の方の言葉です。

「頑張っても助からない命はあります。現場によっては命の選別(トリアージ)をしなければいけない時があります。だから『助けられたはずの命』をなくさないといけない。助かる命を必ず助ける。」


一人でも多くの命を救うためには、一人でも多くの人が『助かる命を助ける方法』を知っておけばいいのです。もし目の前で大切な人が倒れた時に何も出来なかったのと、出来ることをやれたのでは、失った側にとっても違ってくるんじゃないかと思います。



トリアージとは
災害発生時などに多数の傷病者が発生した場合に、傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決めることです。災害時の医療救護に当たっては、現存する限られた医療スタッフや医薬品等の医療機能を最大限に活用して、可能な限り多数の傷病者の治療にあたることが必要です。(東京都福祉保健局HPより)


| 防活・減活のススメ | 21:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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絶好のエアコン掃除日和

日曜日は、防災・減災から離れて日常のアレコレです。



また、夏がやってきます。基本的にはエアコンは点けない扇風機派なのですが、ここ何年かの暑さは尋常じゃないですね。扇風機も、ただただ温風を漂わせる家電となってます。

しかも電気代の上がり具合が尋常じゃないですね。きっと冷房ガンガン効いてる国会の中で「値上げしてもいいんじゃな〜い」なんて言うてる人たちには、真夏の灼熱地獄なんて想像できないんでしょうね。


で、夏が来る前にやっぱりエアコンは掃除したほうがいいのかなと思って、去年の7月に書いた『エアコン掃除始めました』というブログを振り返りました。そしたら酷かったですね、汚れが。そして、劇的でした、掃除の後のエアコンが!

掃除の前、カビだらけだったエアコンの中と奥の送風ファン

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ファンの中が見えにくいですが、めちゃくちゃカビてました。


それが、掃除後は

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送風ファンもキレイに仕上がってます。


カビまみれになってた冷風の吹き出し口も

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こんなにも

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キレイに蘇ったのを、1年前のブログを読んで思い出しました。


あの時、キレイにしたエアコンくんが最初に吹き出した風の心地よさは、シッカリと・・・忘れました。あれ?どんな風やったっけ?

そんなワケで、今年こそ夏が来る前に掃除して、心地のいい風を思い出そうと、まずはエアコンの中を恐る恐る覗いてみたら、なんかめっちゃキレイでした。

掃除は毎年じゃなくていいのか!となりまして、それならばと、日頃お世話になってる人の汚れた心キレイに、いや、汚れたエアコンキレイにしますよ!という『福島クリーンサービス』始めました。

本日のエアコンは、コチラ。

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なかなか気合の入った状態でした。

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送風ファンも長きに渡って頑張って働いてたんでしょうね。

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ココの掃除が一番大事で、一番大変です。


最近は、YouTubeでもエアコンの型番で検索すると、分解のやり方と洗浄まで詳しく動画で説明してくれてます。ただ、さすがに高圧洗浄での掃除は大変なので、送風ファンのハネ1枚1枚丁寧に掃除してあげるだけで、かなりキレイになります。

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ここがキレイになると、もう勝ちです。


フィルターを取り外してからの写真しかありませんが、ビフォアーと

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アフターです。

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キレイになりました。


そして、爽やかな冷風が吹き出しました。

エアコンの効き具合も、だいぶ良くなってるんだと思います。なかなか冷えないエアコン、あと、送風口からニオイも吹き出してくるエアコンは、一度キレイにしてやると、まだまだ頑張って働いてくれます。


福島クリーンサービス、不定期の気分次第営業やってます。夕食のメニューによっては、動きますよ。

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自動運転カート

高齢者の避難用に出てくるでしょうね。



最近、自動車は自動運転が現実的になっていて、きっと、あっという間にバイクや自転車も自動運転を取り入れるようになって、その先に、高齢者用のカートや車椅子も自動運転になるんだろうなと考えてた矢先のことです・・・


今朝、友人からスクータータイプのバイクを借りまして、で、そのバイクを運転して目的地に向かってる途中で「あれ?これ原付バイクちゃうぞ」と気づきまして、スクータータイプだったので、スムーズに運転できたために125ccのバイクだということに、しばらくしてから気づいてしまいました。

これは、完全に無免許運転でアウトやん!!って慌てて車を路肩に寄せようと思ったら、目の前で警察が検問してて誘導してるんですが、誘導してた警察官がバイクを貸してくれた友人だったんです。しかも、その友人が他の警官に聞こえないように「逃げろ」って言うんです。

いやいや逃げたらアカンやん!!ってバイクを降りようとしたら「お前が捕まると、バイクを貸した俺も大変なことになるから、逃げろ」と言って無理やり逃がすんです。

おいおいおいと思いつつ、気づいたら10台以上のパトカーに追いかけられてて、パトカーの先頭車の助手席に友人がいて「停まらないと撃つぞ」って、銃を向けて叫んでるんです。更に、オレ、ヘルメット被ってないやん!って事に気づいて、これは完全に捕まるやん!!と思いつつ体は逃げるモードで、アクセル全開にした瞬間・・・目が覚めました。

なんでこんな夢を見たのか・・・ちょっと前に、自転車のヘルメットが努力義務になったのですが、まだノーヘルで自転車に乗りながら、「努力義務って、いつごろから義務になるんやろ」と、ボンヤリ考えてたのが繋がって夢を見たんでしょうか?

それにしても、朝から自分のモラルの無さというか、友人の傍若無人さというか、いろいろとムチャクチャながらも、なんか、ものすごく鮮明に覚えてるぐらいリアルなシーンが続いてたので、起きた時には既に1日を終えたぐらい疲れてました。


潜在的に何か考えたり悩んで引っかかったりしてることって、夢に出てきたりしないですか?

役者は、全くセリフを覚えてないのに、というより、何の演目なのかも分からないまま舞台に立ってて、自分がセリフを言わないといけない場面で目が覚めるといのを一度は経験してるんじゃないかと思います。

ずっと自動運転の未来が引っかかってたという事もあって、あんな夢を見たのかなと思うのですが、ホントにそろそろ避難所まで自動運転で連れて行ってくれる電動カートとか出てくるでしょうね。(画像はすべてフリー素材より)

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こういうのが勝手に避難所まで連れて行くというね。


もしくは、歩行タイプで途中座れるカートだったりも、導いてくれるようになるでしょうね。

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キャリーバックタイプは、中に非常用の持ち出しグッズとGPSが入ってて、キャリーバックが先導して安全に避難させてくれたりするんでしょうね。

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魔女の宅急便のホウキみたいな感じなのかな?


今はまだ、自分で運転したり押したり引いたりしないといけないのだけど、きっと近い将来、避難所まで連れて行ってくれるようになると思います。

超高齢化社会になっていくと、以前に書いた『個別避難計画』の限界は、すぐにやってくると思うのです。見守ってくれてる地域の人が高齢になって見守られる側になるのは、もうすぐです。


部屋で過ごす時間が大半の高齢者の両親、祖父母と一緒に暮らしてる人が、いま出来る、もしくは、やるべき防災は、両親や祖父母の部屋を極力安全な配置にする事じゃないかと思います。

タンスや棚の高さ、重さ、倒れた場合のドアとの位置関係、揺れで飛んで来るようなモノの置き場所などをもう一度見直しておくといいかもしれません。


ことわざに『情けは人の為ならず』という言葉があります。このことわざの意味を「親切は人のためにならないから、なんでもやってあげるのはよくない」という風に間違えて覚えてる人がいますが、ホントの意味は「人に親切にしておくと、それはめぐりめぐって、やがて自分のためになるのだから、人には親切にしなさい」という真逆の意味です。

そういう意味では『備えは人の為ならず』です。まわりまわって自分のためになるので、両親や祖父母の部屋を見直してみましょう。

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外国人の避難とコミニケーション

非常時に、おもてなしの精神いけます?



2022年、日本に住む外国人は約296万人、観光で訪れた人が383万人だったそうです。今年は、観光客も増えるだろうし、これから外国人の雇用も増えるていくでしょう。2022年の外国人労働者の人数は182万人だそうです。

さて、日本に住んでる外国人のうちどれぐらいの人が、日本は災害の多い国であることを知って滞在してるんでしょう?東日本大震災以降の12年間の事を考えると、きっと海外でも『災害大国』であるという認識はあるだろうし、それを分かった上で来てるのだろうなと思います。

みなさんの友人または職場で働いてる外国人の人たちは災害に対する備えは出来てるのでしょうか?

非常持出袋など災害が起きた時に必要な物資の備えより、家具の転倒防止などの備えが行き届いてないような気がします。そもそも、転倒防止グッズって高いですよね。地震を経験してなかったら、家具が倒れてくるといっても、なんとか押さえられるだろうという風に考えるんではないかなと思ってます。

僕も東日本大震災の時に東京で震度5強を感じた時と、この状態で震度7を体験した時では全く違いました。

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もしもフェス2022渋谷にて。

家具を押さえるどころか、立つことも出来ないだろうなと思いました。

やはり実際に体感しないと「その時」に何が出来るかというイメージも湧いてこないんじゃないかと思うし、そう考えると結構高額な防災グッズを買って備えるというのは、なかなか出来ないだろうなと思います。

これから観光シーズンに入って、大勢の外国人が日本にやってくるでしょう。以前のブログ『多言語支援センター』でも書きましたが、あなたが、日本から海外旅行に出かける時に防災リュックを背負って行かないように、海外から来るお客さんも、災害に対してほぼ丸腰状態で来るでしょう。

たまたま旅行をしてる時に災害が起きた場所にいて、まったく言葉が分からず情報が入ってこなかったら不安だろうなと思います。

日本では『災害時要配慮者』として考えられているのが高齢者、障害者、乳幼児、妊婦、そして外国人です。大事なことは、要配慮者に限らず、災害の時に孤立させないというのが大事なんだろうなと思います。

言葉のコミニケーションが取れないというのは、とても孤立しやすいだろうと思います。この動画は、そんな外国人が被災した時に感じた問題がよく分かります。(ひとまず最初から7分ぐらいまで見てもらえればいいと思います)




動画内でも言ってましたが、防災放送(防災無線)もそうだけど、避難所でもマイクを使った音声での案内は、自分が逆の立場だったら分からなくて困るだろうなと思います。

災害時多言語シートは、あまり個人で使うものではないかもしれませんが、シートの存在を知ってるだけで、もしも、自分の地域で避難所に行った時に困ってる外国人がいたら、少し力になれるのではないでしょうか?

出来れば、あらかじめ避難所担当者の人に「こんなんありますよ」って伝えられると準備もできてサイコーですが・・・


最近はスマホの翻訳機能等が優れているので、一人または一グループの外国人観光客に対応するのは個人でも出来ると思うのですが、避難所などで、何組も、そして何カ国もの外国人となると、こういったシートがあると便利だし、少なくとも孤立させることはないんじゃないかと思います。

自国の言葉が書かれた紙が貼ってるだけで、だいぶ安心感があるだろうし、話しかけ易くもなるでしょう。話しかけてこられたら、スマホで対応出来ると、これはもう、かなりの『おもてなし』なんだと思います。

| 防活・減活のススメ | 21:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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水筒、持ちましょ!

熱中症による搬送が増えてるようです。



これから『夏日』『真夏日』『猛暑』『酷暑』『熱帯夜』という言葉が飛び交う季節だと思うのですが、ここ最近の夏の暑さは災害レベルになってきてるし、年々酷くなってるようにも思います。

そんな中、電気代が値上げになったりして、どんどんと災害が人災と紙一重になってきてるようにも思います。

電気代の値上げに関しては、原発問題や地球温暖化などの環境問題だったり再生可能な自然エネルギーと太陽光パネルの環境破壊なんかとも絡み合ってて、もはや何を焦点に、どこを目指して話をすれば解決できるのかが見えない中だと、防災とは違った方向に向かうので一旦、置きます。

この一旦置くのがダメなんでしょうけど。


普段持ち歩いてる防災グッズって、どんな物があります?だいぶ前にもブログで書きました(2月24日『外枠から決める』)が、水筒は防災グッズだと思ってます。

これからの季節は、スマホを持って出るのと同じぐらいのレベルで必需品じゃないでしょうか?

通勤通学の時や営業の外回りなどでも水筒は力を発揮してくれます。帰宅前にはウォーターサーバーなんかがあるシャレた会社だったら、水、頂いて帰りましょ。まぁ、最近は、公園の水でも全然飲めるレベルですけどね。

公共施設では、水分補給が出来たり、涼んで休憩できる場所や、水を配ってるところもああります。ちなみにドラッグストアの『ココカラファイン』さんは、熱中症予防の『ひと涼みアワード2018』で、無料のウォーターサーバーを全店舗に設置して最優秀賞をもらってます。なので、なにかあったらココカラファインです。

最近は、ココカラファインさんだけでなく、また公共施設に限らず、ちょこちょこウォーターサーバーが置いてる大型スーパーや家電量販店なんかでも見かけます。体調に異変を感じたり、少しでもおかしいなと思ったら躊躇せずに駆け込みましょう。

ただ、その水を水筒に入れるというのは、ちょっとどうかなと思いますが、どうでしょう?一旦置きましょ。

まずは、自分の水筒、または、ペットボトルを持ち歩く習慣をつけましょう。

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水と一緒に、羊羹とかいいですよ。


昔は『心頭滅却すれば火もまた涼し(いかなる苦痛も気持ち次第で耐えしのぐ事ができるという意味)』なんて言いましたが、これは修行とか積んでる人のことわざです。いまの時代は、『心頭滅却すれば火もまた涼し』ではなく『水筒持っていけば陽もまた涼し』です。

いい感じで韻が踏めました。

明日は、天気が崩れそうですが、これから暑い夏に向かっていきます。

・小さなこどもは地面と近いので、アスファルトだったりすると大人が感じてるより5℃高いと言われています。

・高齢になると暑さを感じにくくなり基礎代謝も落ちるため、本人は「まだ暑くない」と感じるそうです。

・ベビーカーは、地面からの照り返しで体温が上がり、日よけのカバーは熱がこもりやすいそうです。

もしも熱中症の疑いで倒れてる人がいたら、血管の多く集まっってる首、脇の下、鼠径部を冷やすという対処も覚えておきましょう。場合によっては衣服に水をかけるという判断も必要です。コチラのページに対処法・対策などがあります。


今のうちに暑さに少しづつ体を慣らしていく事も大切なんて言われますが、この『少しづつ』という基準が分かりません。無理しないように、そして、この先、暑くなって来た時に水の事故などないように過ごして下さい、いや、過ごしましょう。

| 防活・減活のススメ | 18:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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備えあっても憂います

万全の備えって、ないと思うんです。


いや、これまでにブログで書いてきた事、なんやってん!ってなりますけど、備えることに意味はあると思うんですよ。ただ、万全の備えをしようと思ったら大変で、『防災オタク』ぐらいならいいと思うんですけど『防災依存症』とか『防災中毒』あと『防災教入信』までいくと周りは、かなり迷惑します。

では、どこまで備えるかって事になってくると思うんですが、自分が今住んでる町の災害リスク、住んでる家の強度や部屋の荒れ具合、同居してる家族やペットの人数や健康状態によって変わってくるので・・・何通りぐらいのパターンあります?もしかしたらココイチのカレーの組み合わせぐらいパターンある?

ちなみに、ココイチのカレーの注文パターンって、12億通り(CoCo壱番屋発表)らしいですね。

備えのパターンは、12億通りまではいかないにしても、日本の人口が1億2330万人(2023年)なので、日本だけってなると1億2330万通りになるのか?世帯数で考えた方がいいのか?いや、災害は世界規模なので、世界だと80億4500万人なので・・・え?いま世界の人口80億越えてるの?

2014年に出した友人の歌の歌詞には『僕らは seven billion stars』ってあるので、9年前までは70億人やったんでしょ?これは、いよいよ、食糧問題や環境問題と向き合わないと・・・遅いのか?もう遅いのか?

だいぶ話しがズレてますので、戻しましょう。


『備えあれば憂いなし』という言葉よく使います。まぁ、読んで字の如しで「準備しておけば、何か起こっても心配ない」という意味です。

この言葉の由来は、古代中国の宰相として伝説的な人物・傳説(ふえつ)の言葉に『有備無憂』があり、まさに「備えあれば憂いなし」です。もうひとつ中国の歴史書の注釈書である『春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)』に『有備無患』とあって、これも「備え有れば患い無し」となります。患いは、「わずらい」と読みますが「うれい」とも読みます。

災害に遭えば、憂いもするし、被災した人だけでなく患いもします。

いくら備えていても悲しい事は起こります。悲しい事が起きた家族や友人たちも悲しみます。どこまで備えればいいのか見えなければ、全く備える事をやめるという事になってしまいます。

自然災害に遭った時点で相当憂いてると思うんです。災害の前、災害時、そして災害の後に襲ってくる憂いや患いを少しでも減らすために備えると考えませんか?

転倒防止ポールがあれば家具が倒れないかというとそうとも限りません。強い揺れなら転倒防止ポールをしてても倒れます。ただ、倒れるまで少し時間稼ぎは出来ます。家具が倒れて怪我をしたら、家具が倒れて入り口がふさがったら、怪我しなかったとしても避難できなくなります。そうなると相当憂います。

食料を備えても備えなくても必ずお腹が減ります。食料などの支援物資が入ってくるまでに時間がかかるから、それまでに何も食べられなかったら相当憂います。何か食べることで、少し憂いがやわらぎます。備える食べ物の中に好きなものがあったら更に憂いを減らすことが出来るんじゃないですか?

温かいものを飲んだり食べたり出来るようにカセットコンロがあるだけで非常食の幅がめちゃくちゃ広がって、食事では憂わなくなりませんか?

家族との連絡方法を決めておいて少しでも早く連絡が取れたら、アチコチ探したり心配することもなく憂わないし、なんなら身近に憂いてる人の力になれたりするかもしれません。

備える事で全てが解決するとは思いません。もしかしたら災害に遭う場所や状況によっては、備えたものが意味なくなる事もあるかもしれません。逆に備えておかなかったけれどラッキーにも憂わなかった!という事もあるでしょう。


備えるということの意味も一緒に考えないと備えが進まないような気がします。

| 防活・減活のススメ | 20:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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竜巻からのサバイバル

アメリカ、オクラホマ州は竜巻街道と呼ばれてます。



昨日(15日)も、オクラホマ州や周辺で少なくとも22の竜巻が発生したというニュースがありました。自然災害には地震や風水害、火山の噴火などがありますが、最近よく聞くのは竜巻です。アメリカでは、4月~6月に竜巻が多く発生するそうですが、2023年は、3月の時点で多くの竜巻被害が相次いだそうです。

また、最近は、竜巻が発生する地域が変わってきたそうで、これまで『竜巻街道』と呼ばれてたテキサス州〜オクラホマ州〜カンサス州〜ネブラスカ州の地域で竜巻の発生が減少していて、竜巻街道の東側ルイジアナ州〜ミシシッピ州〜アラバマ州にかけての地域で増加しているということです。

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お近くに住んでるみなさん、お気をつけ下さい。


竜巻は、なかなか予測するのも難しくて発生した時には逃げようがないのだと思いますが、たまにアメリカで発生した竜巻を映像などで見ると竜巻を追いかけてたり、逆に追いかけられてたりするという事もあるので、そんな時のために、竜巻に遭ったときの行動について紹介してるサイトがあったので紹介しておきます・・・『竜巻からのサバイバル』


このサイトにも書かれていますが、屋内にいる場合は、窓のない部屋、または、浴槽の中に入って通り過ぎるのを待つ。と言われてます。その際、窓は当然ですが、ドアや外壁(一番外側の壁)からも離れるようにしましょう。

屋外にいる場合は、頑丈な建物を見つけて、そこに移動出来ればいいのですが、近くに頑丈な建物がなかった場合、飛んでくるものから身(特に頭)を守ってうずくまるようにしましょう。

車の中にいた場合も、強い竜巻だと車ごと飛ばされる事もあるので、車の中にいても頭を抱えてうずくまるようにした方がいいそうです。ただ、車の近くに頑丈な建物があるなら、車の中よりは、そっちに移動したほうがいいんじゃないかと思います。


いつ発生するか、なかなか予測できない竜巻ですが、いくつかの前兆現象があります。

・真っ黒い雲が近づいて周辺が急に暗くなる

・雷の音が聞こえたり、雷光が見えたりする

・急に冷たい風を感じる

・大粒の雨や雹(ひょう)が降ってくる

などは、発達した積乱雲が近づいた時の現象ですが、必ずしもこういった現象が発生するワケではありません。他にも、耳鳴りがしたり、草や土のモワッとしたニオイを感じることもあります。

日本では、竜巻は台風や寒冷前線、低気圧などに伴って、季節を問わず全国で発生していますが、特に、積乱雲が発達しやすい台風シーズンの9月、10月に、竜巻の発生確認数が多くなっています。(首相官邸HPより)

いつも書くように、知識や経験から異変を感じたら、自己判断で早めに避難する事を心がけましょう。


コチラでは、現在発表中の竜巻注意情報を見ることが出来ます・・・気象庁・竜巻情報


最近の気候変動によって、日本の台風の進路がだいぶ変わってきてます。これまで災害の少なかった地域の「うちは大丈夫」が通用しなくなっています。今日は全国的に天気がよく、明日は更に気温が上がるようです。熱中症にも気をつけないといけないのですが、農作物にも影響が出てきますね。

農家のみなさん、ご安全に!




お役立ち?サイト情報です。

竜巻発生確度ナウキャストのHPなどをダウンロードできます。『急な大雨・雷・竜巻 -ナウキャストの利用と防災-』

竜巻の注意情報。『竜巻から身を守る~竜巻注意情報~』

| 防活・減活のススメ | 14:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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屋根の上の作業

2019年に千葉の鋸南町で知り合った川村夫妻が行ってました。



インタビューに答えてるのが、ゆうちゃん、川村勇太くん。

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彼の人柄は、ずっと変わらずです。


災害支援に行って常に言い続けてる事が「がまんしてる人がいないか、声を上げられないでいる人がいないか」という事。

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怪我のないよう、ご安全に!


能登半島の地震から10日が経ちます。

| 防活・減活のススメ | 21:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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イメージトレーニング

最近地震が多いので「もしも、今」というイメージを!



大きな地震だけでなく、色々な自然災害が起きた後、やはりよく聞くのは「こんなに(あんなに)・・・とは思わなかった」という言葉です。地震でいうと「あんなに揺れるとは思わなかった」「こんなに何も出来ないとは思わなかった」などです。

最近は「まずは、自分の身を守る行動を」と言いますが、昔のコンロは耐震センサーとか付いてなかったので、「まず火を消しましょう」とか「玄関の扉を開けましょう」とか言われてました。で、実際揺れると、そんな余裕ないです。まず動けない、なんなら立てないです。

多少は、体幹の強さだったり運動能力で立てる、動けるなどの差もあるとは思うのですが、身体能力よりも精神的に冷静でいられるかどうかが大きいです。

異常事態や災害が起こった時、75%近い人が思考停止状態となって何も出来ないそうです。また、15%の人が泣き叫び、冷静に行動出来る人というのは10%程度だそうです。

災害時や非常時に判断を遅らせる原因として、よく言われる正常性バイアス(大丈夫だろう。という楽観視の思い込みや先入観)と同じように『多数派同調バイアス』というものがあり、まわりの人が平然としている中、自分一人が逃げるのは恥ずかしいとか間違いだと感じて、「まぁ、大丈夫だろう」と判断してしまう事です。

さきほどの『冷静に行動出来る10%の人』が近くにいて避難誘導してくれればいいんですが、人が大勢いた場合に誰か一人が慌てて逃げ始めると、それが伝染してパニックになるという事もあります。


やっぱり『繰り返しの行動』が大事なんだろうなと思います。もちろん学校や地域単位で行う避難訓練も大事であると思いますが、まずは自分の、そして家族単位での行動が大事な気がします。まわりの人と同調しないというのが大事です。

同情するなら金をくれ、同調するなら逃げおくれ。です。


最近は、緊急地震速報があって、それはそれでドキッとするのだけど、それでも、短い時間(場合によっては鳴って直後ということもあるけど)に出来る事はあって、その行動をやったかどうかで九死に一生を得る事があります。

また、直下型地震だと、いきなりドンッ!と縦揺れが来ますが、横揺れの場合は、揺れ始めのグラグラッというのがあります。この揺れ始めの数秒に、何が出来るかというか、何をするかですね。

何をするかは、なんどか繰り返して行動する必要がありますが、まずは『考えずに動き出す』です。ブルース・リーの言葉だと、Don't think, feel ですが、災害時は

Don't think, move あ、動いたらダメな時もありますけどね。

マンションなどの場合は、玄関が安全だと言われてます。大富豪の億ションでない限り、玄関までは、5秒もあったら辿り着くでしょう。玄関には、あまり物がなく安全なのではないでしょうか?その手前の廊下も、両方が壁に挟まれてるのと物が少ないので、マンションにお住まいの人は、玄関方面に向かうというのをオススメします。

地震が収まったら、すぐに玄関の扉も開けて逃げる準備もできますし。


もうひとつ大事なのが『イメージトレーニング』です。

あまり考えたくないし、そんな事ばっかり考えて楽しい日常を送れるかと言われると、まぁ、ちょっと悩ましいですが、毎日の通学・通勤時や仕事中、出張先のホテルなど突然、非常事態になる事もあります。「もし、いま電車が止まったら」とか「運転中に地震が来たら」「このホテルの避難経路は?」というイメージトレーニングをする事も、とっさに動けるトレーニングとなるんじゃないでしょうか?

このブログでは、何度か書いていますが、災害から自分の身を守るための知識と経験を得た上で、災害が起きた時には、瞬間瞬間の自己判断が求められます。

いま、どうするべきか、どうすれば身を守れるのか?どこに逃げれば安全なのか?どっちを選ぶべきなのか?全部、最後は、その時自分が正しいと思った選択をするということ、そのための知識であり経験です。


ここ最近、広い範囲で地震が起きています。災害は、いつ起きるかわからないのではなく、災害は、いつも起きてるのです。みなさんが、そして、みなさんの周りの大切な人が、無事でありますように。

| 防活・減活のススメ | 16:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トラブル

日曜日は、防災・減災から少し離れて日々のアレコレ。



キッチンにあるガスコンロが3口なんですけど、1つだけ火が点かないんです。他の2つは点くのに1つだけ点かないということは、どっか不具合なんでしょうね。

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しかも手前の一番使うところが点かないんです。

たまにあるのが、よく使う方のバーナーが劣化していたり汚れや詰まりが原因という事が多いので、布でプラグを拭いたり歯ブラシで掃除をして、水分をふき取ると5回に1回ぐらいは点くんです。点かない時は、ガスだけ出てる音とニオイがするんで、危険やなぁと思いつつも、いよいよ10回に10回とも点かない状態になったので、まず管理会社に電話したんです。

マンションの場合、修理するにしても管理会社に聞いたら、「そこは大家さん負担で」みたいになることもあるので、あわよくばと思いつつ電話すると

「その場合は、大家さんの負担です」

と、なんともオモワクドオリの答えが返ってきまして喜んでたんですが、管理会社から

「ちなみに、点火用の電池は替えられましたか?」

という初心者レベルの事を言われました。いやいやいや、電池交換って・・・実家が電気工事屋さんのコッチとしては、ちょっと半笑いで「いや、あのね、他の2つが点くんですよ。電池を替えるまでもないんですよ」と言いましたところ

「いや、電池残量が少ないと点かない事があるんです」

と食い下がるので

「3つとも点かないんなら電池って事もあるでしょうけど、2つは点くんですよ」

「そうなんですけど、複数点火口がある場合、一つだけ点かないことも起こりますので、もし、電池交換だけが原因の場合は、出張費がお客様負担になるんです。一度、電池交換をされてみてから、それでも点かない場合は修理の手配をしますので」

と言われ、勢いのある時のオレなら、絶対の自信を持って

『いいですよ、負担しますから修理を手配して下さい』

と、強めに言うところですが、最近、非常に謙虚になってるというか、身近ないろんな物が進化してて、使い方に納得いかないことも多々あるのですが、たいてい、コッチのミスというか理解度が低いのが原因というパターンなのと、ローリングストック(日常備蓄)の中に、めったに使わない単一電池があったので

「分かりました。とりあえず電池変えて電話します」

と言って電話を切り、備蓄品の中から単一電池を取り出して、電池を交換して点火・・・点いた。めっちゃ勢いよく点火した。で、調べてみたら、『複数コンロで、1つだけガスコンロがつかないとき』という項目に

複数点火口があるガスコンロは電池ひとつひとつが点火口と対応しているので、1つだけコンロがつかないといったことも起こります。

と書いてました。

管理会社さぁ〜〜〜〜ん、大変失礼しました。もう、僕は、実家が電気工事屋ということを名乗りません。

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無事、コンロは火が点いたので、今日は中華鍋で回鍋肉を作ります。


もうひとつトラブルがあったんですよ。まぁ、ひとつどころじゃないんですけどね、またレンタル自転車を使う時にロックが解除されないという・・・定番のトラブルが。これを書くと長くなるので、次回の日曜日にでも。


実は、本日は撮影なんです。あ、僕が撮る方です。しかも甥っ子の学園祭という完全プライベート。今年、高校2年生になった甥っ子のが・・・ん?え?高校2年生?

いやいやいや、キミ、ついこないだまで

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こんな感じやったからな。


もう高校2年生かぁ〜来年、受験やん!ひゃ~~~~~!!!そんな甥っ子が

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こんなに高さのあるバク宙をするようになってた。


まだ、ギリギリ登山に一緒に行ったりしてくれるけど、今年の夏は、海とか行ってくれるかなぁ・・・って、こんな事を繰り返してるような気がするなぁ。

| ヒトリゴト | 18:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もしもフェス2023

5月27、28日、名古屋で開催されるようです。



去年の9月4日(日)代々木公園でやってた『もしもFES 渋谷』に行ってきたのですが、今年は名古屋の久屋大通公園で初めて開催されるようなので、お近くの人は、是非行ってみて下さい。

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東京は、9月2日と3日です。

あの時やってた『ザブトン教授の防災教室』は、名古屋でもやるのかなぁ?もしやってたら、是非、今後起きるであろう南海トラフ大地震の想定される揺れを体験できるかもしれないので、どれぐらい動けないかを体感するのもいいかもしれません。

もし今、自分が考えてる防災があれば、その概念(例えば「すぐに安全な場所に行けるようにする」)が、動けないのなら、動かなくてもいいようにしておこうという方向に切り替わるかもしれません。


HPの中に『防災リーダー診断』というのがあったので、やってみてはいかがでしょう?


もちろんやってみました。診断結果には、防災の『アイデアリーダー』だったり『しっかり者リーダー』だったり、他にも『パワフル』『思いやり』『スピード』など、いろいろな防災のリーダーがありました。で、僕は

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でした。

2022年の『もしもFES』から、色々と進化してる災害対応商品もあって、これからもドンドン進化するのだろうけど、あの時の災害用(災害対応)自動販売機は、あの時点では、携帯の充電ができたり、手動で飲料を取り出せるようになってやりでしたが、最近は遠隔操作で自販機が使える(扉が開いて飲み物が取り出せる)ようになったり、Wi-Fi 機能付自動販売機で、災害時の通信インフラの提供と飲料水の確保が出来たりするものも出てきました。


この『もしもFES』でも言ってるように「もしもはいつか起こるもの」なのです。だから、「その時どうするか」が大事なのではなく「その時までに何が出来るか(何をするべきか)」が大事なんじゃないかと思います。


もしもFES、お時間ある人は、是非!!


| 防活・減活のススメ | 12:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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防災が愛に溢れてる理由

いよいよchatGPTに対抗して、GoogleがBirdを出してきました。


これまで、GoogleがBird(いわゆるchatGPTみたいなやつ)を、開発は進んでたけど出してこなかった理由は、これを出しちゃうと検索が使われなくなって、収入源である広告収入がなくなっていくという自分で自分の首を締める形になるからだったのですが、ここまでchatGPTが世の中に出てきたら、もう流れを止められないということなのでしょう。

いよいよAIの波が襲ってきてますよ。

こうなると、聞きますよね・・・Birdにも『福島カツシゲ』について一応聞いてみました。すると『その人物については十分な情報がないため、お手伝いできません。』

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十分な情報がない?手伝えない?

Birdくんは、chatGPTとは違って、知らないことを知ってるように嘘つきまくる事はなかったけど、なんにも知らなかった。そして、なにより諦めが早かった。

もうちょっとだけ聞いてみた。「福島カツシゲが出演した舞台は何がありますか?」と。すると、また同じように「その人物について十分な情報がない」と。おいおい、Google上には情報が溢れてるぜ!と思いつつも自分の不甲斐なさも思い知らされまして。

で、もうちょっと聞いてみました。今度はCOLORSについて聞いてみたら知ってるやん。しかも、大体合ってるやん!

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「多くのファンを魅了してる」っていうのは、盛りすぎてるけど。


まぁ、chatGPTにせよ、Birdにせよ、もっと自分が頑張らないとアカンなぁ~と思い知りました。さて、ここからです。自分の頑張りはさておき、ちょっと比較してみました。chatGPTとBirdに同じことを聞いた時にどんな答えを導いてくれるのか。

2人(会話として成り立ってるので、あえて『人』としましょう)に聞いたのは『防災が愛にあふれている理由を10個上げて下さい』です。だいぶ抽象的な聞き方なので、どんな答えになるのかと・・・まずは、Birdさんの答え。

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答えてくれた内容は以下のとおりです。

防災は愛に満ちています。ここに10の理由があります:

1. 防災は、あなたが愛する人々を危害から守るための方法です。
2. 防災は、あなたが愛する人々と絆を深める方法です。
3. 防災は、あなたがあなたのコミュニティに還元する方法です。
4. 防災は、あなたがあなたの周りの世界をより良い場所にする方法です。
5. 防災は、あなたがあなたの生活をよりコントロールする方法です。
6. 防災は、あなたがより回復力を持つ方法です。
7. 防災は、あなたがより自信を持つ方法です。
8. 防災は、あなたがより前向きになる方法です。
9. 防災は、あなたがより幸せになる方法です。
10. 防災は、あなたがより愛されていると感じる方法です。

防災は、あなたが愛する人々、あなたのコミュニティ、そしてあなた自身を危害から守るための強力なツールです。それはあなたがあなたの周りの世界をより良い場所にする方法であり、あなたの生活をよりコントロールし、回復力があり、自信を持って、前向きで、幸せで、愛されていると感じる方法です。

という答えでした。

5番の「防災によってコントロールできる生活」について聞き直してみたら

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防災でコントロールできる生活とは、災害が発生した場合に備えて、自分ができることをすべて行い、自分の生活をできるだけコントロールしていると感じることができる生活です。これには、以下のようなことが含まれます。

* 緊急時の避難計画を立てる
* 食料、水、その他の物資を備蓄する
* 応急処置の訓練を受ける
* 地元の緊急サービスに登録する
* 災害への備えについて家族や友人と話し合う
* コミュニティの防災活動に参加する

防災によってコントロールできる生活を送ることで、災害が発生した場合に備えて、自分が準備ができていることと、自分の生活をある程度コントロールできることを安心して感じることができます。


と答えてくれました。で、9番の『防災は、あなたがより幸せになる方法です』についても、どうやって幸せになるかを聞いてみたら、以下のようにいろいろと提案してくれました。

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この中で『防災を幸せになる方法として検討している場合は、いくつかのヒントをご紹介します。』と、ヒントをくれました。そのヒントを短く要約すると

・小さなことから始めてみてください。
・楽しくしてください。
・他の人と協力してください。
・自分を誇りに思ってください。

防災活動を行うことは、誇りに思うことです。あなたがしたことを自分自身に誇りを持ってください。


なんか、Birdくん、めっちゃ励ましてくれてるやん。そして驚くのは、ここまでの流れが1分かかってないんです。問いかけてから答えが出るのは、ホントに10秒かからないです。こっちが質問を考える時間が一番長かった、いや、質問を打ち込む時間が一番かかってるわ!


で、chatGPTにも同じ質問なのですが・・・答える中身がぜんぜん違うなぁ。

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1. 防災は人々が生き延びるための基本的な必要条件であり、愛する人々を守ることができるからです。
2. 防災は、家族や地域社会をつなぎ、絆を深めるための機会となることがあります。
3. 防災は、災害発生時に迅速かつ適切な行動を取ることができるようになることを促進します。
4. 防災は、予防措置を講じることによって、災害の発生を未然に防ぐことができます。
5. 防災は、災害被害を最小限に抑えることができるため、被害者や救助者の負担を軽減することができます。
6. 防災は、地球環境保全にも貢献することができます。
7. 防災は、危機管理能力を高め、他の分野にも応用することができます。
8. 防災は、地域社会の共同体意識を高めることができます。
9. 防災は、人々が自然災害に対してより敏感になることを促し、より良い社会へと導くことができます。
10. 防災は、人間の生命尊重や安全を考えることができる心の豊かさを育むことができます。


なんか、Birdくんよりだいぶ具体的という感じもします。6番の『防災は、地球環境保全にも貢献することができます』について、防災が地球環境を守る理由を聞いてみました。

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防災が地球環境を保全できる理由は、以下のようなものがあります。

1. 防災は、自然災害による環境破壊を未然に防ぐことができます。たとえば、適切な森林管理や河川管理を行うことで、洪水や土砂災害などの自然災害を防止することができます。

2. 防災は、エネルギーや資源の無駄遣いを減らすことができます。たとえば、防災訓練やシミュレーションを行うことで、発電機や非常用品などの必要な資源を最小限に抑えることができます。

3. 防災は、地球温暖化や気候変動の影響を和らげることができます。たとえば、建物や農作物などの設計や管理を行うことで、地球温暖化による影響を軽減することができます。

4. 防災は、廃棄物の適切な処理を促進することができます。たとえば、防災用品や非常食などの賞味期限が切れた場合には、適切に処理することが必要です。また、災害によって発生する廃棄物を適切に処理することも重要です。

5. 防災は、環境に対する認識を高めることができます。災害によって自然環境が破壊された場合には、その復旧や保全に取り組むことが必要です。これによって、人々は自然環境の大切さを認識し、環境保護に対する意識が高まることが期待できます。


なんか、めっちゃ具体的というか専門的というか、もうひとつ9番について『防災によってより良い社会へ進んでいくにはどうすればいいでしょうか?』を聞いてみました。

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うんうん、なるほど・・・オレ、Birdくん向きかも。

同じことを聞いても、自分がゴールに辿り着く道は全然違ってしまうんやなぁと感じました。


今回は『防活・減活のススメ』というよりは『Bird・chatGPTのススメ』みたいになってますが、自分の頭の中で整えて、感情も含めてその流れで書いていくという事でいうと、BirdやchatGPTの使い方というのは(僕自身は)よく分からないのだけど、使い方は、きっといろいろあるんだろうし、これからもっと進歩していくのだと思いました。


いずれ友だちとかになりうるんやろなぁ。

| 防活・減活のススメ | 11:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ルーティーン

朝のルーティーンに追いかけられてます。



1年ほど前からルーティーンって大事だなというか、考えずに次の行動に移せるのが楽だなと思うようになって同じことを繰り返し続けてました。

キッカケはポッドキャスト番組『からげんき』をやってた時の、起きたらまずは「腸もみ&白湯飲み」というのが、一日のスタートを切るのに良かったという事からでしたが、ここんとこ、そんな細かいルーティーンが増えてきて、朝だけで1時間半ほどルーティンに追われてます。夜寝る前のルーティーンもあるので、最近はちょっとオーバールーティーン気味だと感じてます。

今朝は、ちょっとルーティーンが狂いました。未明に地震があってそのまま起きてたので、アレコレしてるうちに、朝のルーティーンが6時前に終わってました。しょうがないので、おかわりルーティーン?追いルーティーン?みたいなのをしてました。


ちょっと多いですね、あ、ルーティーンじゃなくて地震の事です。地震って、こんなに頻繁にありました?東日本大震災の後の余震は、ものすごい多かったのを覚えてますが、ここのところの地震は、余震というよりは、別々の原因から起きてる地震のようなのでイヤな感じです。

未明という時間帯もイヤでしたね。いや、地震の起きる時間帯なんて選べないですよ、選びたくないしね。何時であろうと、そのタイミングにキッチンで火を使ってるかもしれないし、風呂入ってるかもしれないし、トイレで用を足してるかもしれないし・・・いつ地震が起きても、多かれ少なかれ「今かよッ!」ってなるんだろうと思います。

地震で飛び起きた人、気づかずに寝てた人、色々いらっしゃるでしょうが、みなさんは大丈夫でしたか?震源地は千葉県南部だったようで、ふと鋸南町で屋根の瓦がズレたままの家は大丈夫だったかなと思います。

最近のブログでも書きましたが、全国的に地震が多いので、その時の大きな揺れで家が大丈夫でも、その後の余震や、今後夏に向かっての大雨、ゲリラ豪雨、台風などで雨漏りしたり、屋根の瓦が飛ばされたり、壁にヒビが入って雨が入ってきたりという事が後々起こるかもしれません。

窓が割れていたり、扉が閉まらなくなってたりすると防犯上もよくないので早めに交換や補修したいと思いますが、災害後は業者さんが手配できない状態が続きます。

災害直後から活動できる機動性を備えた医療チームDMAT(Disaster Medical Assistance Team)があるように、医療だけでなく、屋根の補修などを含めた専門的な技術者に入ってもらうような制度作りが必要だと思います。

何がキッカケでもいいと思うのですが、キッカケを待つのではなく、自分でキッカケを作るというのは大事になってくるんじゃないでしょうか?決して防災中毒やオーバー防災になる必要はないし、どこまでやったら安全というのも地域や家族構成、なにより災害が起きるタイミングによってぜんぜん違うのですが、せめて自分の身を守る事が出来る備えが必要だなと、ここ最近強く感じています。

被災には予期せぬ被災がありますが、これだけ多くの自然災害が起きてることを考えたら、常に予期(想定)した上で、その時の最善を尽くせるような準備が必要であると思います。

まず、何も買わなくても準備できる備えは

・家族(がいれば)との連絡方法を決めておく

・集合場所、避難場所を決めておく

集合場所、避難場所に関しては、1ヶ所にせず、2〜3ヶ所決めておくのがいいと思います。1ヶ所だと、そこまでの道が危険であっても無理をして向かう事も起こるので、別の場所も決めておきましょう。


まずは、家族や大切な人と確認し合う。コミュニケーションを取っておくというのが大事だと思います。

| 防活・減活のススメ | 11:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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多言語支援センター

日本にいる外国人の避難を考える。



能登半島での地震から5日が経ちます。現在、避難所で生活をされている方、在宅避難をしてる方がいると思いますが、その中には、外国人の住民の人や何らかの理由で滞在してる旅行者の人も不安な毎日を過ごしてるんじゃないでしょうか?

海外に旅行する時、その国の災害対策を考えて旅行するという人は少ないんじゃないかと思います。まず、僕はしたことがないです。治安や旅行先の地域特有の感染症などに関する情報はインプットしても、災害が起きる事を想定して旅行するというのは、対策だけでなくモチベーションも含めて考えようとしないです。

もしもそんな状況で災害が起きた場合、パニックになるかもしれません。

ということは、日本在住の外国人、または、海外からの旅行者が、もし災害に遭ったらどうなるかも想像できるんじゃないでしょうか。GW中ということもあって、北陸地方を旅行していた外国人の観光客も多かったんじゃないでしょうか?

旅行者であれば、おそらく宿をキャンセルしたり、旅行を切り上げて別の場所へと移られたと思いますが、そもそも北陸に住んでいたり、仕事で滞在してる外国人のみなさんはどうしてるのでしょうか?

被害の大きかった石川県珠洲市には、ベトナム人の方が24名、インドネシアが20名、そして中国、フィリピン、ネパールの人が各5人などアジア系の人が64人を含む71人の外国人の人が珠洲市に住んでいるようです。

長くその地に住んでいて、職場や地域の人とコミュニケーションが取れていればいいのですが、そうでなかった時に、災害時にどうすればいいかが分からず孤立してしまう事があるんじゃないでしょうか?外国人が日本で災害に遭った時に困る事としては、次のような事があります。


● 災害に対する知識の問題
災害時にどういう対応をしないといけないか、するべきなのかを知らない。また罹災証明などの生活再建手続きの知識がない人が多い。自国で災害が少ない国籍の人の場合、余震に対する恐怖であったり、避難所という場所がどういう場所(有料なのか無料なのかという基本的な事から)なのかを知らなかったりします。


● 言語の問題
先程も書いた避難所がどこにあるか、物資はどこでもらえるのか、はいくつ貰えるのか等の情報を得ることが難しいです。防災放送なども聞き取りにくく、専門用語も多いので分かりにくいでしょうし、自分だけじゃなく周りのみんなが困っていたりイライラしてたり途方に暮れていたりするので、声すら掛けにくく感じるのではないかと思います。


● 文化の問題
こちらも大きな問題というか課題というか、宗教や食事の習慣が違うので、そもそも避難所などで食べられる物がなかったり、避難所でのルールも分からないので過ごしづらいでしょう。


大きく分けると、この3つぐらいでしょうか?

自分の国で災害が起きたとしても、それは人生の中で1回や2回起きるかどうかぐらいの事なので、正しく行動するのは難しいと思うのです。それが海外だったら相当不安になるだろうと思います。

最近は、翻訳アプリなどもあって、スマホがあれば解決することが多くありますが、スマホを持っていなかったり、災害時に持ち出せなかったり(失ったり)ということもあるでしょう。

すでに5日が経過してるので、地域の人たちとの連携で、外国人の人たちが安心して生活できてることを願っていますが、もしも、困ったことがあった場合、市役所の国際交流課など石川県の『多言語支援センター』に辿り着けると相談出来るんじゃないかと思います。


1年ほど前に宮城県の亘理町へ屋根の修復(2022年3月16日の福島県沖地震で被災した家)に行った時は、3日間の予定で雨が降って2日間しか活動ができなかったのですが、帰る日に雨が降っていて、その日の報告で外国人家族が雨漏りが酷くて、それまでの1ヶ月間ずっと家の中で傘をさして過ごしてるらしいという報告が入ってきてました。どこに言えばいいのかが分からないまま1ヶ月が経っていたということでした。

もしかしたら、今回の地震でも、何度か余震が起きて瓦がズレたり壁にヒビが入って、これから雨漏りする家も出てくるんじゃないかと思います。近所とのコミュニケーションが取れていれば、情報が入ってきたりすると思うのですが、少し落ち着いてきてからようやく情報が入ってくる場合が多いです。

なるべく早くに災害弱者、要支援者の人たちに支援が行き届くよう願っています。



今回も、すでにPBV(ピースボート災害支援センター)は、5月6日に先遣スタッフを現地へ派遣して、被害状況を確認し、5月9日の報告では、屋根被害の雨漏り防止対応や、災害ボランティアセンターへの運営サポートなどの支援に動き始めています・・・詳しくはコチラに書かれています。

義援金と支援金の違いなど、何度か書きましたが、今必要なのは活動に必要な支援金です。みなさんもご協力よろしくお願いします。

| 防活・減活のススメ | 13:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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防災✕スマホ

連絡、検索、安心確保。



自分が連絡を取りたい相手は、きっと相手も連絡を取りたいんじゃないかと・・・信じましょ。

これまでにも安否確認として災害伝言ダイヤル(171)の使い方もブログで解説してますが、とにかく、171(いない)にダイヤルすれば、音声で案内してくれます。

また、耳が聞こえにくい人は、コチラでweb版171の使い方が分かりやすく載ってます。(文字も大きいし)

映像でもWEB171の使い方があるんですが、字幕入れたらええのになぁって思いますが、NTTさん、どうなんでしょう?

さて、本日は、スマホ。災害時に限らず欠かせない時代となりました。それと同じ流れで、いや、それ以上にchatGPTの流れというか勢いはエライことになってますね。

我々の仕事で言うと、一般社団法人「日本芸能従事者協会」が『映画や演劇に従事する人の権利侵害が進みかねない』という要望書を文化庁に出すとこまでいっちゃってるようです。ただ、一般社団法人「日本芸能従事者協会」という協会を知りませんでしたが。

たしかに「(有名な演出家)風の演出プラン」みたいな聞き方したらchatGPTは答えてくれるからね。って事でちょっとやってみた。


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できます?しましょう?

もうすでに、本人が聞いてるってバレてるのか?そして、待てど暮らせど、2つ目の演出プランが出てけぇへん。しかも、呼び捨てで終わってる。chatGPTがまだまだなのか、オレの限界を知りすぎてるのか・・・真実を知るのが怖い。


って、そんな事はどうでもいいのです。今回あ紹介するのは、スマホの使い方アレコレです。しかも災害の時に特化したものなので、この『デジサポ』のサイトから手引書のPDFがダウンロード出来ます。ダウンロードした手引書をプリントアウトしておくもよし、A5の冊子版(有料)も取り寄せられるので、必要なら取り寄せてもいいかと思います。

PDFに、画像とともに分かりやすく掲載されてるのは、非常に初歩的なLINEの使い方もですが、文字を打てる状況でもなかったりした時に災害伝言ダイヤル的な使い方や

・LINEの音声入力(留守番電話として使う)

・自分の場所を伝える

・WEB171の利用法(こちらもとても分かりやすい)

・避難所の探し方

・NHKニュース防災(警報や天気)テレビ画面も見れます。

という、なかなか便利な手引書になってます。災害時のWi-Fi(設定→Wi-Fi→00000JAPAN)なども載ってます。


これは、保存版じゃないですか?



みなさんが知ってる災害時の便利情報(グッズやアプリ、情報サイト)などあったら教えて下さい。また、これ試して欲しいみたいな事もどしどしコメント下さい。順次、報告します。コメント欄でも、また『コチラの問い合わせ』からでもお願いします。


あ、先程のchatGPTに、しばらく時間をおいて改めて同じことを聞いてみた。

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いや、だから2つ目が出てきてないやん!!

1つ目も、『奇妙で不思議な世界を創り出すことができます。で、背景に巨大な目玉が浮かび上がるような演出が考えられます。』


その答えに目玉飛び出たわ!

一般社団法人「日本芸能従事者協会」さん、chatGPTまだまだですぜ。

| 防活・減活のススメ | 10:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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いつものもしも

無印良品さんの、日々の暮らしに備えを組み込む『くらしの備え』


石川県能登半島で地震があってから3日が過ぎました。6日からは天気も崩れて、余震だけでなく土砂災害も気にしながらの生活だったと思います。今日は昼過ぎから天気も回復してきたようですが、まだまだ余震も続いてるようなので心休まらないと思います。


地震の前までは、GWに体験できる防災・減災を取り入れたイベントなどを紹介していました。今回は、無印良品さんのサイト『くらしの備え。いつものもしも』を紹介します。

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サイトのスクリーンショットより。


サイト内にも書かれていますが、食料品の備えや、避難所の場所を知っているなど小さな積み重ねが大切であるとともに、一番大切な事(だと僕が思っているの)は、日ごろから周りの人(ご近所さんや地域の人)とのコミュニケーションであり、声を掛け合うことじゃないかと思っています。

実際に阪神・淡路大震災で倒壊した建物に閉じ込められた際に、誰に救助してもらったかは、自力や家族の次は友人隣人というデータがあります。

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内閣府HPより


今の生活スタイルでは、特に都会では、なかなか近所付き合いというのが難しい時代にはなってきましたが、それでも、ママ友だったり、少し離れた場所に住んでる家族や友人だったりとでもいいから、どうしているかを知っておくというのは大事なことだと思います。

いざという時にお互い頼れる存在がいることで、随分と気持ちの上で楽になれるんじゃないかと思っています。

今日は、無印良品さんのサイトに書かれている『もしものときのために 知って備えておくべき事』(←コチラからダウンロードも出来ます)の中から少し補足して紹介します。


● 情報があちこちから発信される

どの情報を信頼して行動すべきかを日頃から知っておく。これは大事ですね。また、これは改めて書こうと思いますが、地震などの自然災害だけに限らず、今の世の中では、どの情報を信用するか、偽の情報に惑わされずにいられるかに、かなり神経を使います。これは情報からの被災だと思っています。

自分の中で信頼できる情報源を持っておきましょう。


● 避難所に入れるとも限らない(必ずしも避難所が一番快適であるとも限りません)

台風など事前に予測できる災害の場合に大勢の人が避難して、避難所が人で溢れたという事が、実際に2019年の台風19号のときにありました。在宅避難が出来る準備を整えておけば、自宅のほうが過ごしやすい状況の時もあります。

また、先程も書いたように、自宅以外に少し離れた場所に住んでる親族や友人知人を頼れると安心ですね。もちろん自宅で危険を感じたら迷わず避難所に向かいましょう。


● 在宅避難する場合のチェック項目など

今住んでる家の被災状況が無事である事や家に食料品などの備えがあるというだけでなく、必ずハザードマップなどで自宅にいるリスクなどを事前に把握しておきましょう。

今回の能登半島での地震のように、余震が何度もあり、その余震も強い揺れが続くようであれば、最初の強い地震で建物にダメージが入ってる場合があり、続く余震で倒壊することも考えられます。その時の家の状態には気をつけておきましょう。


先程のダウンロードが出来れば、『いつものもしも』な備えのアレコレや便利情報などが、STEP1〜3で分かりやすく書かれています。また『7日間を生き延びる』ための段階(在宅避難時、まず冷蔵庫のもの、3日後からレトルト、その後保存食で乗り切る。など)が書かれていますので、参考にしてみて下さい。


今現在、在宅で避難してる方、避難所にいる方、様々だと思います。避難所だと自宅の事が心配だと思います。なるべく明るいうちに、持ち出せる貴重品があれば、一人ではなく何人かで一緒に行動して下さい。


明日は気温も20℃ぐらいまで上がって雨マークもありません。身体を少し動かすのもいいかもしれません。みなさん、ご安全にお過ごし下さい。

| 防活・減活のススメ | 17:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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沢登り

先日行ってきた棒ノ折山(ぼうのおれやま)



結局、GWに近所以外で出かけたのは、頂上が東京都奥多摩にあり登山口(白谷沢登山口)は埼玉県飯能市にある棒ノ折山だけでした。

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頂上は、見事な県境。


この山は、頂上からの景色がすっごい絶景というワケでもなく

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目の前がブワッと開けてるというワケでもなく

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あまり頂上に登ってきた達成感みたいなのはないのだけど、沢登りが心地いいのです。途中、猿の滝のぼりが見れたり

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誰が猿やねん


あ、実際は、これ下ってる時なので、猿の滝下りです。誰が猿やねん!!


沢登りの場合、もちろん晴れていて欲しいのだけど、降水量や季節によっては、雨が降った2~3日後に晴れると川の水もちょっと多めで気持ちのいい沢登りが出来ます。

逆に、ものすごく天気がいい絶好の沢登り日和だと思っても、前日に降水量が多かったら、現地に着いたら濁流だったり増水しすぎて登れなかったりという事もあるでしょう。

今回は、あまり雨が降ってなかったので、流れる滝の水の量が少なくて、ちょっと残念でもありましたが

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森林浴を楽しんだ心地のいい時間でした。


本日、GW最後の日曜日は残念ながら全国的に雨模様なので、きっと家でゆっくりしてる人が多いんだと思いますが、北陸地方に行く予定だったのをキャンセルされた人もいるんじゃないでしょうか?被災された方は、日常に戻るまでは、まだまだ時間がかかるだろうと思いますが、心穏やかに過ごせるよう願っています。


休日の日に家族や友人と出かけ、天気がよくて楽しい時間を過ごし、事故なく帰ってこれるというのはあたり前ではなく、ホントに運のいい事なんだと思います。

| ヒトリゴト | 08:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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地震が続いています

青森でも地震があったようです。



能登半島の先端は、ちょうどユーラシアプレートと北米プレートのぶつかりあった境界なので、それが原因で起きた地震だと思っていましたが、この2年ほど能登半島で続いてる群発地震は、プレート同士のぶつかり合いではなく『流体の移動が原因』発表されてました。

あ、もちろん気象庁は、今回に限らず毎回発表してるのだと思うのですが、コチラ側に届いたのは初めてだったんじゃないでしょうか?僕は初めて聞きました。

プレートの移動ではなく流体の移動って・・・なに?


気象庁の会見などを聞くと「奥能登地域の地下にある水かマグマ(流体)が、上がってきてる事が原因」という風に伝えられています。「震源がやや深い場所から次第に浅い場所へと移動していた事、地殻変動のデータからは範囲が次第に狭くなっていた事から『流体の移動』が関与してる可能性がある」ということらしいです。

まだまだ分かってない事だらけなんだと改めて思います。

今までの地震の原因である断層のズレやプレートの跳ね返りとは全く違うタイプなので、今後も同じ程度の揺れが長く続くと言われています。地震が続くと建物の強度も徐々に弱まっていきます。今までより弱い揺れでも家が倒壊することもあるかと思います。

このブログでは、自宅で過ごせる状態なら、なるべく在宅避難をオススメしてきました。それは備蓄品だったり、生活空間だったり、また防犯という意味でも在宅の方が安心できるんじゃないかと思うからです。

ただ、余震が続く間は、自宅より頑丈な建物であれば避難所で過ごす事や、少し離れた親戚や友人知人の家で過ごすという選択肢も考えた方がいいと思います。


今日の関東地方(僕が住んでる地域)は、ものすごく風が強いです。マンションの別の階では、ベランダの物が転がってる音がしてます。人の家に物が飛んでいったりしないようにする事も、自分の家の防災と同じように、またそれ以上に大事な事です。

2019年に15号と19号という猛烈な台風が立て続けに関東地方を通過していった時に、千葉県の鋸南町では、自宅の屋根が飛ばされて被害を受けた人や、何軒かあった空き家の屋根が飛んできて被災したという家もありました。

防災とは、どうしても自分の、しかも家の中の事に関心がいきがちですが、少し余裕のある時は、周りの状況も見れるようにしておきたいですね。

まだGWも残っています。この後も天気が下り坂になっていきそうなので心配ごとが続く地域もあると思いますが、引き続きご安全にお過ごし下さい。

昔は、災害は忘れた頃にやってくると言ってましたが、もう、忘れる間もなくやってきています。自然災害に対する考え方を変えていかないといけないのだと思います。

| 防活・減活のススメ | 08:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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緊急地震速報

久しぶりの緊急地震速報にドキッとしました。



本日14時40分頃、緊急地震速報が出ました。東京は揺れませんでしたが、石川県能登地方で震度6強の地震があり、その15分後に、また緊急地震速報が出ました。今のところ(16時現在)大きな被害は報告されていませんが、震度6強ですから、家屋の倒壊など、まだ被害の全体が見えてこないので心配ですね。

最近、石川県での地震が多いので、今後の余震や群発地震に備える事や備えているモノを確認しておきましょう。もちろん石川県や北陸地方以外のみなさんも、もう一度、いま自分がどういう備えが出来ていて、何が足りていないのかを確認してもらいたいですね。

能登地方で地震が多いのは、北米プレートとユーラシアプレートがぶつかり合って押し合ってる状態だからです。

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プレートの周辺で地震が起きるというのは、みなさんなんとなく知ってると思います。

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ホントにプレートに沿った場所で地震が起きています。


能登地方周辺の地震は、能登半島沖が震源地なのですが、海で起きる海溝型地震(海側のプレートが陸側のプレートに潜り込んだ反動で起きる地震)ではなく、いわゆる活断層のズレに似た地震で、直下型地震に近いと言われています。

先程も書きましたが、北米プレートとユーラシアプレートは、どちらも陸のプレートなので、潜り込むことなくぶつかりあっています。

現在は日本海の東側で、日本列島に沿って2つのプレートの境界があるのですが、以前(1500万年ほど前)は今の北海道を縦断する位置(十勝平野の南北方向)にあったそうです。そして、この2つのプレートが衝突したことで、北米プレートがユーラシアプレートの上に乗り上げて日高山脈が出来たと言われています。

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プレートによって押し上げられた?北戸蔦別岳(きたとったべつだけ)


日高山脈には標高2000メートル級の山々がそびえています。もちろん1度の衝突で出来たわけではないので、時間を掛けて日高山脈の高さになったのですが、プレートによって押し上げられたという想像を絶するパワーが自然にはあります。自然の力は、地震や台風、火山の噴火など、備えたから準備したから安心というものではないと分かっています。ただ、発災直後ではなく、その後は備えた事や準備していたモノが自分自身や、大切な人を守る事が出来るのだと思っています。



追記(19時)

能登地方の地震で、亡くなった方、怪我をされた方など被害の状況が少しづつ分かってきました。地震が起きて被害のあった地域に住んでる方はもちろん、実家があったり、友人知人が住んでるみなさんは心配だと思います。

今後の余震、また明日以降の天気が崩れそうなので、土砂崩れなどにも注意して下さい。

また、ブログに書いていたユーラシアプレートと北米プレートがぶつかりあっての地震ではなく、太平洋側の海洋プレートが潜り込んだ深い場所から水蒸気が上がってきて、それが原因だという事も分かってきたようです。

まだまだ被害も、原因も、そして今後の余震や、この地震がキッカケとなって他の活断層や火山に影響などがあるかどうかも分かっていません。これ以上、大きな被害が出ないことを願っています。

| 防活・減活のススメ | 16:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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防災✕遊び

昨日は、防災✕観光をお届けしました。



本日の関東地方は快晴だったので、久しぶりに友人たちと森へ。奥多摩にある棒ノ折山です。

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棒ノ折山では、山登りではなく沢登りを体験出来ます。

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沢登りは、川や滝に沿って岩場を登っていくので、なかなかの体力が必要ですが、気持ちのいい時間でした。

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昨日も書きましたが、全てを防災と繋げるわけではないのですが、沢登りは、前日が雨だったりすると、当日晴れてても滝の勢いが激しかったり、川の流れが早かったり、倒れた木が川の流れを変えていたり、いろいろと学べます。

登ってる最中は、学んでる余裕とかないですけどね。

そして、登山道具って、そのまま防災道具になるので、本気登山をしてる人たちは、何か災害があった時、非常持出袋より登山リュックを持って避難する人が多いんじゃないでしょうか。きっと、そのまま2~3日生き延びるためのアイテムが備わってます。


さて、本日の防活・減活のススメは、昨日の『防災✕観光』からのヒントで、『防災✕遊び』を検索してみたら、これまたいろいろ出てきたので紹介しましょう。そもそも防災は遊びじゃない、または、楽しくないというイメージはありますね。

この先に起きる自然災害に備えるわけで、なにかを買い揃えて準備しても、どこかを補強しても、楽しんでたり遊んでるという感覚には、なかなかならないですね。で、楽しくない事って結局後回しになります。

そんな防災を「やらないと」から「やってみたい」と思える体験型のエンタメとして、様々な地域で活動してる『あそび防災プロジェクト』さん。

防災運動会というイベントを各地でやっていて、その運動会の様子が、コチラ



お昼のお弁当が防災食だったりすると、おもしろいですね。

防災への取り組みを、誰もが経験した学校行事の『運動会』に当てはめてやっているので、とても入りやすいだろうなと思います。『防災運動会』は、防災への「はじめの一歩」のハードルをだいぶ下げてくれるんじゃないかと思います。

また、地域によって起こりやすい災害の種類は違うので、その地域に必要な防災を考える事を『地産地防』と名付けて、企業向け、ファミリー向けなど、ターゲットや地域に合わせたイベントを開催してます。

小学校低学年ぐらいの子供の頃、言われるがままにやってた防災訓練って、どんなゴールに向かってやってるのかが見えないままやらされてたような気がするので、そういう意味では、明確にゴールのある運動会の競技(障害物競走や借り物競争など)とうまく掛け合わさってるなぁとも思いました。


自然災害にはフェーズ(局面とか段階)があります。災害発生時/発災後72時間/復旧期/復興期/という4段階で言われたりもしますが、これは、災害が起きた地域での変わっていくフェーズです。他に医療救護活動でもフェーズごと(発災直後をフェーズ0として、6段階に分かれています)の状況判断や、出来ること、やるべきことが変わってきます。

この『あそび防災プロジェクト』では、防災にもフェーズがあるという考え方で、事前準備/災害発生/発災直後/避難生活/生活再建の5つのフェーズで、それぞれ準備するモノ、その時必要なモノ、使うべきモノがあり、それを体験し、防災に対する理解を深める事を広めてるんだと思います。


今日は、岩場を登ったり、川や滝を越えながら、その時は目の前の事を目一杯楽しんでいるのですが、真剣に遊んで楽しんで積み重ねていった知識や経験が、準備の大切さを教えてくれたり危険を回避出来たりするのだと改めて思いました。


リフレッシュにもなった、いい時間でした。

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防災✕観光

以前、演劇✕旅行というので『エンタビ』というのをやりました。



劇的な旅(演劇的な旅)という事で、ツアーの中に演劇的な仕掛けをいくつか入れて楽しんでもらおうという試みを2015年にやりまして、モニターツアーも評判良かったんですが、普通にやったら旅行代金かかりすぎるやろ!という事で、そのまま終わりました。



吉俣さんに音楽まで作ってもらってCMも作ってました。


ツアーを創ってる側としては、めちゃくちゃ大変でしたが、なかなかおもしろい時間でした。で、そんな事をふと思い出したGWの前半だったので、なんとなく『防災✕観光』を検索してみたら、ありました。

正確には『防災+観光』だったのですが、宮城県でやってました。

サイトには『スイーツ満喫』や『お肌ツルツル』『ショッピングツアー』など、あまり防災を全面に出していない『個人向けツアー』もありましたが、防災・減災をメインにした『宮城県の防災+教育ツアー』というのもありました。

また『みやぎ海べの旅案内』では「行きたい!と来てほしい!の声をつなげます」とありました。


これやん、こういうの紹介するのが最初のコンセプトやったやん。ブログを書くにしても、やっぱり準備って大事だなと思いました。


2011年、石巻でボランティアをしていた頃に、よく言われてました。「石巻さ、もう1回来て。今度来た時は、美味いもん腹いっぱい食べさせっから」と。それは、「ごちそうするから」という意味ではなく、「この町を復興させてるから」という意味でした。

石巻に限らず、漁には時期があり、漁師さんによっては、この時期は牡蠣、この時期はナマコ、次はワカメ、その後ウニ、次は穴子というように、1年間いくつもの漁をハシゴしてたりします。僕も、石巻に行く時や、誰かが石巻に行くという連絡を受けた時は「今だったら何が美味いよ」と、いっぱしの事を言ったりしてます。

やはり旅行に行くからには楽しんでもらいたいし美味しいものを食べて満足してもらいたいというのがあります。全てを防災として捉えたり復興した町の姿を見て、あの時のことを考えて欲しいという風には思わないようにしてます。
けれど、行くとそんな話になり、だから美味しいと感じるのも事実なのです。

もちろんキレイな海があり、景色があり、美味しいものがたくさんあります。そして、お喋り好きなオモシロイおじさんがいる。だから、また行きたいし行って欲しいとも思うのです。

そんなオモシロイおじさんは、毎回帰り際に「次は、いつくんの?」と聞きます。

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また来いよ。と見送ってくれます。


防災+観光には、そういう意味がたくさん込められてるんじゃないかと思います。

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