行ってきました。
渋谷で防災フェスをやってるとのウワサを聞いて行ってみたら・・・『もしもフェス』

なるほど、防災フェスというネーミングではないのか!
まず、最初に体験したのが、おなじみ起震車。トラックの荷台部分が揺れて震度7まで体感できるというやつです。

許可をもらって撮影してきました。

まずは、立ってる状態で、どこまで耐えられるかですね。
すぐに、こうなりますけどね


ただ、正直、あまり恐怖感はなく

頑張れば、ずっと立って耐えられる感覚ではありました。
この起震車で感じた震度7の揺れ具合は、2011年に東京の駒沢で感じた震度5強の時の方が強烈だったと感じました。それは、囲まれてるという安心感なのか、揺れ具合なのか分からないのですが。
その後、JA共済さんのブースで体感した『ザブトン教授の防災教室』で、実際に起きた地震の揺れを再現したものは、起震車とは違って強烈でした。(起震車が大したことないということではないです)
阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災(仙台、茨城)、熊本地震、そして東海地震を想定したものという、5つの実際の地震と1つの想定地震の揺れを体感できるブースです。

A,B,Cが直下型の地震で、D,E,Fが海溝型地震です。
直下型は短くズドンという揺れ(本来縦揺れが最初にあるのですが、首や腰を痛める可能性があるので、縦揺れ直後の大きな横揺れ)を体感でき、海溝型地震は、とにかく大きく長い横揺れです。
座ってシートベルトをするという安全な状態で、目の前には揺れと連動して映像で部屋の中がどうなるかも同時に感じることが出来ます。

僕は、2016年4月に起きた熊本地震での直下型を体験させてもらいました。前震と本震の2度の強烈な揺れで、本震では、阪神淡路大震災と同じエネルギー(マグニチュード7,3)だったそうです。
もちろん、画像では伝わらないだろうなと思いつつ・・・



これまでにも、いろいろとブログやポッドキャストの配信で、地震に対する備えや身を守る方法や順序を伝えてきましたが、体感してみて分かったのは

なんもできねぇ〜〜〜〜〜〜〜でした
じゃぁ諦めんのか?なんもしないで、諦めんのか?というとそうではなく、その瞬間は何も出来ないんだから

何も出来ない前提で備える!!これは、目からウロコでした。
一番いいのは、倒れてくるものがない部屋を作っておくといいですよと、けど、なかなか今の住宅事情では難しいですよねと言ってましたが、そもそも、直下型が来た時には、その部屋に行けないということもあるんですよ。なので、やっぱり

倒れてこないように、または時間が稼げるようにを目指すのがベストだなと思いました。
このJA共済さんのブースでの『ザブトン教授の防災教室』は、とても貴重な体験でした。なにより、こちらのブース内で説明していただいた方の喋りが穏やかで、とても丁寧だったので

いい意味での地震の怖さを感じることが出来た気がします。
ちなみに、撮影に同行してくれた友人は、裏メニューといわれてる南海トラフでの地震を想定したものを体感、体験させてもらったのですが、もう、ずっと横揺れです。もはや、激しいアトラクションかのような横揺れです。

そんな揺れが3分続くと言われてます(実際に体験したのは90秒です)
体験をする前に「日中の3時ころに起きたと想定しましょう。家族と離れ離れの時間帯に、この揺れが起きたらということを具体的に想像してみましょう」とも仰ってました。
そして、想定される南海トラフ地震の揺れを感じた後に、部屋の映像の状態(全てが倒れぐちゃぐちゃの状態です)を見ながら「海溝型の大きな地震が起きた後には、必ず津波が来ます。この状態で、果たして逃げられるでしょうか?津波の避難訓練も大事ですが、その前にケガをしない、閉じ込められないということを考えないといけないですね」と仰ってました。
その通りだなと感じました。シートベルトをしていなかったらふっ飛ばされてるし、おそらく上から色んなものが落ちてきたり、よこから飛んできたりするんだろうなと想像できました。
具体的に想像する・・・大事なことです。
会場内での別のブースは後編で・・・
後編はコチラから
りんママ(03/10)
kimie(02/18)
(02/15)
富良野 瀬川謙二郎(02/13)
ゆっち(02/09)
ゆっち(08/31)
ノンタン(07/12)
ゆっち(03/09)
高田博厚(01/06)
美由希(01/01)