アーカイブ期間のお知らせと報告
8月4、5日に浅草九劇で公演した舞台【イシノマキにいた時間】の無観客生配信のアーカイブ(1ヶ月レンタル)の販売が最終日です。そして、「そっか、じゃぁ、お昼休みにでもポチッとしようかしら」なんて思ってる人がいらっしゃいましたら、このタイミング(現在10時30分)で言うのもなんなんですが、12時で終了です。
お昼休みは、間に合いません。
なんだか、あっという間に時間が流れていきます。舞台の時に、初めての生のリモート配信で、それが無観客の舞台ということで戸惑いながら初日を迎えたのが、もう、ついさっきのような気がします。
そりゃ、9年半という時間も、いつの間にか流れていた感覚になりますね。
現在、コロナ禍において、演劇というか舞台は、徐々に上演されています。ただ、それは本来の形ではなく、様々な制約と、役者、スタッフの苦労があります。
自分自身も、今年に入って何本も脚本の舞台が中止、延期となり、どんなモチベーションで本を書けば良いのか、よく分からなくなってました。
イシノマキにいた時間でいうと、3月1日の広島呉公演が延期となり、現在も、2021年3月7日に新日本造機ホールの劇場は押さえているものの、本当に上演できるか分からない状況です。
これまでに舞台を生で見ていただいた皆さん、そして、初めての生配信を見ていただいた皆さんありがとうございます。
いつ、舞台が出来なくなるか、また、舞台そのもののカタチが変わっていくか分かりませんが、この舞台に関していうと、2011年から少しづつカタチは変わってきたけれど、伝えたい事は変わらないまま9年が経とうとしています。と、ずっと言ってきました。
けれど、やっぱり、伝えたいことも変わってたかもしれません。
2014年に、トヤケ森山(通称:うまっこ山)から石巻の町を見た時に、2011年10月から変わることなく南境に広がっていた仮設住宅を見た時

(写真 鈴木省一)
雄勝湾の工事が始まり、この高さの防潮堤を建てることを知った時

(写真 鈴木省一)
その雄勝で、ずっと復興に向けて先頭を歩いていた、いや、走り続けていた人が「こんな防潮堤が建つなら、雄勝を出ていく」と聞いた時
まだまだ、たくさんありますが、やはり伝えたい事は変わるべきなのかもしれないと思いました。変わったのは少しです。少しですが、大きな意味を持っていました。
少し変えたセリフ。少し変えたお芝居。セリフを変えた意味、お芝居を変えた理由を、僕はもっと伝えるべきだったのかもしれません。
このアーカイブは1ヶ月観ることが出来ます。よかったら、是非。
コチラからどうぞ・・・九劇オンライン
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