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福島カツシゲ『本日も起志快晴!?』

毎日が攻めの姿勢

2019年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年01月

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一緒に考える

経験から生まれるアイデア。




本日、僕は東京にいますが、昨日のブログの続きというか、日々進化する補修活動をお届けしたいと思います。ひとつ前のブログと併用で読んでもらえると、その進化具合も分かってもらえるんじゃないかと思います。



東京が快晴の本日、どうやら千葉県鋸南町も快晴だったようで、絶好の屋根の補修日和です。

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というのも、活動する場所によっては、屋根から絶景の富士山が見えます。ちょっと前より富士山の積雪量が、急激に増えてました。

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馬さん富士さん。



さて、活動の順を追って参りましょう。屋根に上がる時は、声かけ&ハシゴを支えるというのを徹底します。

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裏側からハシゴの両サイドを持つべし。



屋根に上ると、アチコチの瓦と棟が破損していました。

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瓦の破損




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棟の破損。



大きく破損していた屋根の棟に散らばってた破片などを丁寧に掃除するのが大事です。破片が残ると、補修後にせっかく被せたシートが破れたりします。

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掃除が完了したら、そこに新しく資材で棟の部分を作ります。

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その上に、これまで使っていたブルーシートを雨漏りを防ぐためというより、クッション材(破片などから被せたシートを守るため)として利用します。

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で、その上にシルバーシートを被せ、資材で挟み込んで、なるべく土嚢袋を少なくするために、ビス止めします。

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ビス止めのために、小さな穴にはシリコンで漏れ防止。



そして、瓦が破損した部分も、シッカリ掃除

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そして、今回は、アスファルトルーフィングの初登場!より長く雨漏りを防ぐことを考えての新しい資材、それが、アスファルトルーフィング。防水シートです。

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ルーフィングをしっかりと敷いているのは

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屋根補修の最強ツートップ、小玉さん&よしのりくんです。

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アスファルトルーフィングを敷いた上にシルバーシートは、屋根補修資材最強のツートップです。

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他にも、棟の部分で破損が、そんなに大きくなかった箇所は、アスファルトルーフィング。防水効果とガッチリ巻いて固める効果も。

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そして、棟部分も

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瓦の破損部分も完了

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この中に、いくつもの試行錯誤があります。



このカマチバンド(と呼ばれてる黄色いベルトのようなモノ)も、カマチさんが作ってくれたモノで、ブルーシートやシルバーシートが風で飛ばされないための補強資材です。

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隙間には、細かくシリコンでコーキング施工していきます。

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最近になって、ようやくシルバーシートでの補修ができるようになりました。小玉さんの声掛け、知り合いのみなさんが持ってきてくれたり送ってくれたりしたシルバーシートは、ブルーシートよりも強く、色もブルーシートよりも屋根に溶け込みます。



アスファルトルーフィングも、当初想定していたより長期間雨漏りを防ぐために導入されました。他にも、いろいろ試行錯誤があります。



試行錯誤の日々は、時々グループメッセージで流れてきます。



地元住民で屋根補修に参加して2ヶ月近くの植田くんが、いろいろ考えて『発泡ウレタンフォームですが、コーキングの代わりにはならないでしょうか?』と投げかけると


ならないです。


ならない。


防水ないよ。



と、単刀直入に連続でダメ出しをくらったりします。



こう書くと、なんか、知識のある人が知識のない人に対して上から目線で言ってるように聞こえてしまうかもしれませんが、そうではなく、一緒に考えてます。



先日は、粘着テープの会社の方が、防水テープを使ってる現場の声と意見を聞きに来てくれました。

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雨の中、スーツ姿で高所作業車に乗って屋根を見る。なんとも違和感があり、なんとも微笑ましく、嬉しい光景です。

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向かう先は同じだと思います。雨漏りを防いだ先の住民さんの笑顔なのだと。




これが鋸南町だけではなく、被害のカタチは違うけれど、長野でも、宮城でも福島でも栃木でも、きっと同じように向かっているだろうなと想像します。



僕は東京にいます。この日の活動は

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このメンバーだったそうです。




技術と愛と想像力と、ときどき笑い。大事です。

| ヒトリゴト | 18:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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適材適所?

いえ、適資材適高所です。




適材適所は人材の配置をいいますが、適資材適高所は、屋根で使う資材をいいます。



僕は、今東京にいます。東京なのですが、毎日、鋸南町での活動の報告が画像で届きます。その画像を見ると、どういう補修をしているのか、そして何が必要なのかが、これまでよりも随分理解できるようになってきました。



そんなワケで、みなさんにも画像を添えて分かりやすく説明できたらと思います。



僕が鋸南町に初めて行った頃は、基本的には、一度張ったブルーシートが飛ばされたりはがれたりしているのをシッカリ張り直して、白土嚢が使われていたら黒土嚢に変えるという作業でした。

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前にも書いたのですが、白土嚢は、日差しに弱く2ヶ月もすれば、屋根の上で破れて、中に入ってる砂や、酷い時には割れた瓦が入ってて、その中身が屋根から落ちてくるという危険があるため、UV加工してる黒い土嚢に変えていました。



初めて鋸南町に来て大黒山から見た風景も

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あれから1ヶ月半が経った大黒山からも、それほど大きく風景は変わっていませんでした。

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活動中の屋根の上から見える風景は、白い土嚢であふれていました。そして、その風景は、今もそれほど変わっていません。

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風景は変わらないのですが、活動は徐々に変わりました。大きく変わったのは『コンパクトに補修をする』『ブルーシートを使わない』『なるべく土嚢袋を使わない』という、これまでの補修という活動から、少し進んだ活動になっています。



補修の仕方が変わったのは、屋根を完全に修繕(多くは瓦だけでなく、下地も修理する必要がある)するまでには、3ヶ月待たなければいけないのはザラで、半年、1年待つという住民さんもいます。今のままの屋根で半年、1年雨漏りせずに暮らせるようにしなければ、また困る日が来ます。



なぜ、コンパクトに補修するか。家の屋根には、たいてい広くブルーシートが張られています。この住民さんのお宅は、全面に張られていました。もちろん珍しくはありません。

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全面に張られていると、どこから雨漏りしてるかが分からない。しかも全て白い土嚢袋。あと1ヶ月もしたらボロボロになります。

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屋根から白い土嚢袋を降ろし、ブルーシートを、一度はがします。

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そうすると、どこから雨漏りがしてるのかが分かります。

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大きな穴が空いていました。おそらく、飛来物が屋根に落ちてきたのだと思います。

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なるべく、ブルーシートを使わずに

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波板ポリカでの補修。

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他にも、見えてきます。

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ブルーシートよりも強いシルバーシートでの補修。

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すべてをブルーシートで覆うのではなく、コンパクトにすれば、より強く補修できます。

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強力な防水シート(ベトベトと呼んでますが、正式名称は『ファストフラッシュ』です。)

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アシスト瓦だったり

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他にも、シリコンコーキングだったり、防水テープなど適材適所ならぬ適資材適高所で作業を進めて、お昼の休憩を経て

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ひとつひとつ瓦を見ながら割れてたりヒビが入ってないかを確認します。

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朝来た時には、ブルーシートで全面覆われていた屋根でしたが

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補修を終えて帰る頃

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ブルーシートは1枚もありません。



こちらのお宅は、おばあちゃんのひとり暮らしでした。ブルーシートがはがれただけでホントに嬉しいとおっしゃってました。



もちろん屋根にもいろいろな種類があったり、勾配が急だったりで出来る補修と出来ない補修があるので、すべて、この流れでやってるワケではありませんが、『出来るだけコンパクトにする』『ブルーシートを使わない』『土嚢袋を使わない』理由は、住民さんの願いでもあります。



更に進化してる補修なのですが、だいぶ長くなりましたので、次回につづく。

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