少しづつ報告①
船内での、さまざまな企画。
ピースボートでは、ショートクルーズに限らず、地球一周をするクルーズでも、様々な【船内企画】があります。
船内企画とは、船旅を楽しむ船内での過ごし方として、乗船者のみなさんが、主催者となって、自由に企画を立てられて、それを船内新聞で告知できるのです。

趣味、特技を活かしたモノとして、コーラスやヨガ、太極拳参加者の探究心をくすぐるものなどなど、様々あります。例えば、あなたの知らないディープな世界として、宝塚ファンが『宝塚歌劇団』について独自の目線で熱く語ったりします。
他にも、インスタグラマーによるインスタ映えする写真の撮影講座とか、あとは・・・趣味なのか本職なのか、ちょっとよく分からないんですが

『苔は死なないんです』と言い張る企画
などなど、様々な企画が、船内のアチコチで催されてました。
もちろん、水先案内人といわれてる僕たちの企画も行われます。今回、僕たちは【イシノマキにいた時間】の舞台の他に、船内での企画として、3回に渡って【キッカケの場所】を行いました。

田口くんの腹が、食べ過ぎでシャツから出てるように見えますが

プロジェクターの明かりのイタズラです
そんな自分たちの企画とは別に、紹介したいと思ったのが、上島安裕くんが、船内企画で行っていた災害救援のシリーズ企画です。講座は、4回に分けて行われました。
① 災害に遭う確率98%
② 災害時に備えて知っておきたいお金のこと
③ 表現者のチカラ(この企画には、僕も関わらせてもらいました)
④ あなたは家族を守れますか?
中身について、ひとつづつ書いていくと、とんでもない量になるので書きませんが、いや、ホント、これは、是非、多くの人に聞いてもらいたかった内容でした。あの時、何があったかの記録を踏まえて、この先、どうするべきかという『備え』の話です。
ちなみに、上島くんは、東日本大震災の発災直後から、石巻に入って、ボランティアの受け入れと、その活動のまとめ役をやっていた人です。僕が石巻で活動してた時も、いつも

先頭に立っていました。(画像では軽トラの荷台に立ってますが)
この画像では、ボランティアが活動に入る前に、注意事項を伝えてる時で、彼が必ず言うのが『被災した人と同じ気持ちにはなれませんが、その時の気持ちを想像して動いてください。』でした。
この言葉は、そのまま、舞台【イシノマキにいた時間】でもセリフとして使わせてもらっています。
そしてもうひとつ、舞台に出てくるセリフ『出来るか出来ないかではなく、やるかやらないかです』を言った人です。
ゴールデンウィーク前に、東京のピースボート災害ボランティアセンターの説明会には600人以上の人たちが集まりました。みなさん石巻にボランティア活動に向かおうとしていましたが、いくらたくさんのボランティアが被災地に行っても、現地で受け入れる態勢が整っていなければ、その気持ちが無駄になるどころか、迷惑になってしまう事もあります。
そして、東京から「600人以上の人たちを受け入れられるか?」という電話連絡が来た時に、上島くんの答えは、出来るでも出来ないでもなく「やります。」でした。
船内で行われた全4回の災害救援講座は、上島くんの確信と覚悟の詰まった内容でした。まぁ、クルーズ中に宮古島では、一緒に行動してまして、決して講座の時には見せない

楽しそうな顔で過ごしてました。
ニューイヤークルーズから戻って、ある記事を読みました。
全国高校サッカー選手権大会で準優勝した流通経済大柏の本田監督が、連戦になってる大会日程に対して「そろそろこの大会を検証して、これが育成につながるのかどうか。18歳以下の育成をどうするのかを考えなければいけない」と問題提起したというニュースです。
年代別の国際大会で優勝したイングランド代表を例に「イングランドが優勝できたのは、いい選手を見つける方法を見つけたこと。そして、指導者の研修を増やしたこと。Jリーグは今年で25年。検証していく時期じゃないかと思います。」と。
大会に対しても「運営優先ではなく、選手最優先で考えてほしい。人間の体は24時間経たないと回復しない。皆さんご存知なのに、連戦連戦になっている。そういうのは私たちの時代で終わりにしないといけない。96回の歴史で何を学んだか、何が進化したのかを検証しないといけない」とコメントされたそうです。
このニュースが、直接、災害救援と繋がるわけではないのですが、なんだか上島くんが行っていた講座を思い出しました。あの災害を経験した僕たちは、何を学び、何を検証しなければいけないのか?
僕たちが舞台で伝えている事とは違うようで、その先にあるものは同じような気がしました。
ピースボートでは、ショートクルーズに限らず、地球一周をするクルーズでも、様々な【船内企画】があります。
船内企画とは、船旅を楽しむ船内での過ごし方として、乗船者のみなさんが、主催者となって、自由に企画を立てられて、それを船内新聞で告知できるのです。

趣味、特技を活かしたモノとして、コーラスやヨガ、太極拳参加者の探究心をくすぐるものなどなど、様々あります。例えば、あなたの知らないディープな世界として、宝塚ファンが『宝塚歌劇団』について独自の目線で熱く語ったりします。
他にも、インスタグラマーによるインスタ映えする写真の撮影講座とか、あとは・・・趣味なのか本職なのか、ちょっとよく分からないんですが

『苔は死なないんです』と言い張る企画
などなど、様々な企画が、船内のアチコチで催されてました。
もちろん、水先案内人といわれてる僕たちの企画も行われます。今回、僕たちは【イシノマキにいた時間】の舞台の他に、船内での企画として、3回に渡って【キッカケの場所】を行いました。

田口くんの腹が、食べ過ぎでシャツから出てるように見えますが

プロジェクターの明かりのイタズラです
そんな自分たちの企画とは別に、紹介したいと思ったのが、上島安裕くんが、船内企画で行っていた災害救援のシリーズ企画です。講座は、4回に分けて行われました。
① 災害に遭う確率98%
② 災害時に備えて知っておきたいお金のこと
③ 表現者のチカラ(この企画には、僕も関わらせてもらいました)
④ あなたは家族を守れますか?
中身について、ひとつづつ書いていくと、とんでもない量になるので書きませんが、いや、ホント、これは、是非、多くの人に聞いてもらいたかった内容でした。あの時、何があったかの記録を踏まえて、この先、どうするべきかという『備え』の話です。
ちなみに、上島くんは、東日本大震災の発災直後から、石巻に入って、ボランティアの受け入れと、その活動のまとめ役をやっていた人です。僕が石巻で活動してた時も、いつも

先頭に立っていました。(画像では軽トラの荷台に立ってますが)
この画像では、ボランティアが活動に入る前に、注意事項を伝えてる時で、彼が必ず言うのが『被災した人と同じ気持ちにはなれませんが、その時の気持ちを想像して動いてください。』でした。
この言葉は、そのまま、舞台【イシノマキにいた時間】でもセリフとして使わせてもらっています。
そしてもうひとつ、舞台に出てくるセリフ『出来るか出来ないかではなく、やるかやらないかです』を言った人です。
ゴールデンウィーク前に、東京のピースボート災害ボランティアセンターの説明会には600人以上の人たちが集まりました。みなさん石巻にボランティア活動に向かおうとしていましたが、いくらたくさんのボランティアが被災地に行っても、現地で受け入れる態勢が整っていなければ、その気持ちが無駄になるどころか、迷惑になってしまう事もあります。
そして、東京から「600人以上の人たちを受け入れられるか?」という電話連絡が来た時に、上島くんの答えは、出来るでも出来ないでもなく「やります。」でした。
船内で行われた全4回の災害救援講座は、上島くんの確信と覚悟の詰まった内容でした。まぁ、クルーズ中に宮古島では、一緒に行動してまして、決して講座の時には見せない

楽しそうな顔で過ごしてました。
ニューイヤークルーズから戻って、ある記事を読みました。
全国高校サッカー選手権大会で準優勝した流通経済大柏の本田監督が、連戦になってる大会日程に対して「そろそろこの大会を検証して、これが育成につながるのかどうか。18歳以下の育成をどうするのかを考えなければいけない」と問題提起したというニュースです。
年代別の国際大会で優勝したイングランド代表を例に「イングランドが優勝できたのは、いい選手を見つける方法を見つけたこと。そして、指導者の研修を増やしたこと。Jリーグは今年で25年。検証していく時期じゃないかと思います。」と。
大会に対しても「運営優先ではなく、選手最優先で考えてほしい。人間の体は24時間経たないと回復しない。皆さんご存知なのに、連戦連戦になっている。そういうのは私たちの時代で終わりにしないといけない。96回の歴史で何を学んだか、何が進化したのかを検証しないといけない」とコメントされたそうです。
このニュースが、直接、災害救援と繋がるわけではないのですが、なんだか上島くんが行っていた講座を思い出しました。あの災害を経験した僕たちは、何を学び、何を検証しなければいけないのか?
僕たちが舞台で伝えている事とは違うようで、その先にあるものは同じような気がしました。
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