5月になりました。
今月は、富良野での
【エレベーターガール】があり、絶賛稽古中です。その後は8月にシブゲキでの舞台
【父親参観日(今のところのタイトル)】が待っています。絶賛脚本執筆中です。
男だけの集団であるBlue Print(ブルプリ)で、この父親参観というテーマに向かう理由は、父親の威厳が薄れてきた・・・いや、もはや、男の威厳が薄れてきた(と勝手に思ってる)からです。それは、いつ頃からなのか?あれ・・・元々か?元々なのか?
女性の方が男性より平均寿命は長く、女性は男には出来ない出産という、それはそれはものすごい痛み(らしい)に耐え、男は側でオロオロする。やはり・・・そうだ
元々だ・・・元々、女性の方が強いんだ。
本来、女性が持ってる強さを普通に発揮する事が出来る時代となり、だからなのか、最近増えてきたのが、男が突然ひとり残され途方に暮れてしまう熟年離婚。決して男が自由になったのではなく、男が見捨てられたのだ。
そんな男受難の時代に必要とすべきなのは、男の威厳、父親の復権なんじゃないのか?
少しだけ時代を遡って、男たちが強かった(ように思ってただけの)時代を振り返ってみると、小学校の行事には『父兄参観日』があった。最近は、家庭のスタイルが多様化していく中で、母子家庭や両親のいない子どもにも配慮して『父兄参観』とは呼ばなくなった。もしかしたら、昔に配慮がなさすぎたのかもしれない。
その頃、一般的には、子どもと向き合う時間が一番多かったのは、母親であり、父親の理不尽なセリフの第一位は、自分の妻に対して「お前は、どういう育て方をしたんだ!」であった。(たぶん)外で働くのが父親、家庭を守るのが母親だった。
毎日遅くまで外で働いていた父親が、子どもの成長を目の当たりにする数少ないチャンスが『父兄参観日』で、子どもにとって父親は、怖い存在であり、父兄参観日のプリントを渡すだけでも緊張したものである。それが、今では・・・威厳のある父親って、何?である。
あの頃の父親が、いま流行りの『イクメン』なんて言葉を聞いたらどう思うのだろうか?父親が子どもを知り、子どもが父親を知る。今こそ、そんな父親参観が必要なんじゃないのか!という勝手な思い込みから始まった今回の舞台。
父親参観日に教室の後ろで並んでいるのが似合わないブルプリのメンバーたち、実際に教室の後ろに並んでたりしたら、ちょっと引くかもな男ばかりのブルプリメンバーの姿を想像したら、だいぶオモシロかった。

ほらね。
そんなワケで、時代とともに変わってきた『父親像』にスポットを当て、ブルプリが描く『残念な男たち』が、強く生きていくために、いや、ボロボロに死んでいくのを防ぐためにはどうすればいいのか?という物語・・・にしようと思っています。
どうなるかは、まだ分からない。ただ、オモシロイ・・・はず。
ただ、その前に、富良野にて【エレベーターガール 〜ご希望の階には止まれません〜】

こちらも、オモシロ汁、漏れ出てます。
だだ漏れしてます。
ブルプリの舞台を楽しみにしてるみなさん、みなさんの周りに、北海道に家族や親戚、友人、元カレ、元カノ、元妻などいらっしゃいましたら、是非
『こんな舞台を富良野でやってるから見に行かないと後悔するよ!』
とハッタリかましてください。いや、お知らせしてください、お願いします。
お知らせしてくれたみなさんには、8月の舞台の際、劇場で『言っといたよ!』と声を掛けてくだされば『ありがとう』って言います。全力で言います。
どちらの舞台もご期待下さい。僕からは、みなさんの声掛けに期待してます!!
なんなら・・・来ちゃえば、富良野に?
りんママ(03/10)
kimie(02/18)
(02/15)
富良野 瀬川謙二郎(02/13)
ゆっち(02/09)
ゆっち(08/31)
ノンタン(07/12)
ゆっち(03/09)
高田博厚(01/06)
美由希(01/01)