石巻ではアンパンマン
昨日は、クロさん(DRT JAPAN)のチームと一緒に活動させてもらった。いや、活動というよりは、お手伝いだ。
クロさんたちは、専門の技術を持っているので、ショベルカーなどの重機やチェーンソーを操作して作業をする。


重機などを使ってるというと、ものすごく荒っぽい作業のようなイメージがあるかもしれないが、むしろ逆である。ものすごく優しい作業に見える。というのも、危険な場所である分、段取りが慎重で丁寧なのだ。





いつか『NO DANDORI NO LIFE』というTシャツ作ってくれないかな。
もちろん重機で作業をする時には、ガシャンガシャンと音を立ててるのだが、破壊していく、取り除くという音とは違って聞こえてくる気がする。
重機というのは、ある人からすれば、復興に向かって力強く動いてるようにも見え、ある人から見れば、震災で倒壊したとはいえ、最後の最後に全てを奪ってしまうようにも見えてしまうと思うのです。
その事を一番よく知っているクロさんのチームが操作する重機は、奪われかけたモノを救出してくれる事を最優先する。昨日は、倒壊した納屋に残されていたバイクや農耕具、家財道具などを救出。

もぉ、これはヒーローです。ヒーローといえば、石巻ではアンパンマンだったが、熊本では、やっぱりくまモン。重機はヒーロでなくてはいけないのです。だからクロさんたちが使う重機には・・・

きっと、重機の見た目を少しでも柔らかく見せる意味もあるのだと思うのです。
そんなクロさんチームの中には、石巻で一緒だったレノンもいた。

レノンの故郷は熊本なのです。
これらの活動、一般のボランティアとは少し、いや、かなり違った活動をしていますので・・・よいボランティアはマネをしないで下さい。
2011年9月。復興が進む東北を、ものすごく大きく強烈な台風が襲いました。浜では山津波(土石流)の被害がありました。3月には津波から立ち直りかけて、せっかくキレイにした浜が、9月には山からの津波で、またフリダシに戻ったように見えました。
台風が去った翌日、真っ先にトラックでやってきたのが、クロさんだったと聞きます。その時にトラックの天井には、アンパンマンが乗せられてました。
浜の人が『ホントに、アンパンマンが来たと思ったもんね』と言ったのが忘れられません。
今回の熊本にも、クロさんや、他にもたくさんの『くまモン』が現れるのだと信じています。
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