鹿児島にて。
まずは、なんといっても吉俣さんが、前日、当日に、精力的に告知をしていただいたので、始まる1時間以上前から席は埋まってました。
そして、集まって頂いてる方が、その趣旨を理解していただいた上で足を運んでくれた人たちだというのは大きいなぁと思うのです。
2階からも、たくさんの人が、見て聞いてもらってる中で、いい時間を過ごせたと思ってます。

ライブは、今回で5回目で、僕は3回ステージに立たせてもらい、過去の2回は、『これまでの石巻』と『今の石巻』の報告をしてきました。
いま、僕が、正確に伝えられるコトと想いを考えて、今回は、3人の写真家の想いを伝えてきました。で、3人の写真家を紹介する画像を出したんですが・・・

あれれれれ?コレ、なんか失敗しましたね。
ヨシノリくん・・・コロンビアあたりで、密入国で捕まった人みたいやし
ショーイチくん・・・小舟から、後ろの崖登って、密入国してきた瞬間に見つかった人みたいやし
ケイスケくん・・・密入国する人の偽造パスポートの写真撮ってる人みたいやし
なんか、全員、カタギには見えない。この黒枠が、更に牢屋感?留置所感?を引き立ててる。
そんな3人の写真集【Every moment is precious】の一部を紹介してきました。

この写真集を作って欲しいと感じた1枚の写真。

撮影:上野祥法(よしのり)
震災からおよそ1か月後。
再開した青果店に買い物に来ていた同級生の3人です。被災後はじめて互いの安否を確認出来た瞬間、彼女たちから出た『あんた、生きてたの』と喜ぶ声にシャッターを切ったそうです。
あの頃、きっとたくさんあった風景です。ただ、避難所で家族や友人の安否を確認した人たちは、声を上げて喜ぶ事は出来ませんでした。まだ喜ぶ事も悲しむことも出来ない人たちが、たくさんいる避難所では、ただ、黙って強く抱き合って喜んだそうです。
そんな人たちが、たくさんいました。再開した青果店の前、声を出し、手を取り合って喜ぶ事が出来た3人の写真です。
それぞれの想いが、それぞれのカタチで表現されています。
ヨシノリくんは、出会ってくれた人たちに向けた手紙というカタチで



ショーイチくんは、あの日見た風景

そして、あの日『何が起きたのか理解できなかった』風景を3年半覚悟を持って見続けて、変わりつつある風景

失われていく風景、新しく生まれつつある風景

そして変わらぬ風景の先で覚悟を決めて生きていく人たちの想いを

ケイスケくんは、小さな避難所で出会った2組の家族と、共に過ごした時間と声を




それぞれの想いが詰まった25枚の写真

もう一度、ご紹介します・・・

まだ、前科はございません・・・たぶん。
そして、この【Every moment is precious】

3人の写真家が切り取った一瞬は、『知ってもらいたいあの頃』であり『感じて欲しい今』そして『想像してもらいたいこれから』の瞬間です。
写真を見て感じてくれた人に全てをゆだねるのではなく、3人の写真家がファインダーを覗いた時、シャッターを切った時に感じた想いを、いま、伝えて欲しいと思い、写真と、その写真への想いをコトバにしてもらいました。
きっと読み応えのある写真集です。
鹿児島での反響もあり、現在ネットでも手に入るように努力中。
*送料と時間はかかりますが、この写真集(1,500円)を、欲しいという方、ご連絡下さい。福島カツシゲ、責任をもって、なんとかします。
こちらのアドレスまで・・・info@ema-creative.jp
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