電車にまつわるエトセトラ。
最初は【プライド】
目の前をモデル然とした女子が歩いてた。駅に向かってちょっと急いでたみたいだ。そのモデル然とした女子はハイヒールじゃなくて、高下駄みたいな靴だった。なんか、レディー・ガガみたいな・・・こんな感じ。

それはそれは不安定で、こっちがハラハラする。
電車の時間は、そんなにキッチリ調べて出ないので、というか余裕をもって出る方なので、あまり駅には急がないのだが、急いでる人を見ると「この人、ちゃんと時間調べてたりするから、付いて行ったらいいタイミングで乗れるんちゃう?」というような思いが湧いてきて、ついつい少し後ろを同じペースで付いて行ったりする。
これ、悪循環で、急いでるのに、もうひとりに急がれたら、もともと急いでた人が、さらに急いだりするでしょ?ただ、そのモデル然とした彼女の足元が危険極まりない高さなので、急ぐのやめた。そしたら、なんでしょ、その人もやめますね、冷静になるんかなぁ?なんでか、急ぐのをやめます。
で、急にスピード落としたもんやから、彼女、ちょっとグキッてやってしまいました。確実に足首が真横に向きました。
こんなクツが真横に向きましたそんな時、人は何事もなかったように振る舞いますね。振る舞いますけど、足首、相当オカシナ感じになってると思うんです。で、それ以上に、右足の足首の留め金が外れて、もぉ、留まるハズのエナメルのヒモみたいなんが、プラプラしてます。で、絶対歩きにくいんですよ、プラプラ、いや、もぉ、プランプランしてるので、立ち止まって、留め金を留め直したらいいのに、なんでしょうか?
モデル然とした、彼女のプライド?駅まで、ずっとプランプランしたまま歩いてました。それにしても、足首の柔らかさ、ハンパない。
続いてのエトセトラは【対応力】
駅のホームにいた。男子がiPhoneを聞きながら電車を待ってた。そこに可愛らしい女子が「久しぶり〜」的な感じで、その男子の元へ近づいていった。が、人違いだったようだ。直前で止まったが、その男子がイヤホンを外して
男子「え?なになに?」
女子「あ、すみません、間違いました」
はい、ここまでの流れ、まったく日常の風景。ところが、この男子の対応力がハンパなかった。
男子「え?なになに?」
女子「あ、すみません、間違いました」
男子「え、ダレとダレと?」
女子「え、友だちと」
男子「友だちって、中学ん時?高校ん時?」
女子「え、中学」
男子「どこ中?」
女子「え、いや、調布の方なんで(ここは井の頭線の渋谷駅)」
男子「うっそ、調布の同級生と、ここで会ってたら奇跡っしょ」
す、す、すごい。ここまでの流れ、なんというエチュード(即興)上手な男子だ!セリフのような流れ。そして、女子も、そんなにイヤそうじゃない。実際、チャラい感じの男がナンパ目的という感じではなく、ヘタしたら、ちょっとアスリート系の爽やかな感じ。そしてそのまま、男子のエチュードは続く。
2人は下北で電車を降りた。たまたま同じ駅で降りる予定だったのか、意気投合したのか・・・あの男子、きっと、石倉のヨッさんより、芝居ウマイかも。
本日、久しぶりに外にでてのエトセトラ。やはり、外には出会いがたくさん転がってる。
りんママ(03/10)
kimie(02/18)
(02/15)
富良野 瀬川謙二郎(02/13)
ゆっち(02/09)
ゆっち(08/31)
ノンタン(07/12)
ゆっち(03/09)
高田博厚(01/06)
美由希(01/01)