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福島カツシゲ『本日も起志快晴!?』

毎日が攻めの姿勢



2019年のテーマは・・・え?スグに走れるかって?

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【もちろん、準備はOKです】
  

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一緒に考える

経験から生まれるアイデア。




本日、僕は東京にいますが、昨日のブログの続きというか、日々進化する補修活動をお届けしたいと思います。ひとつ前のブログと併用で読んでもらえると、その進化具合も分かってもらえるんじゃないかと思います。



東京が快晴の本日、どうやら千葉県鋸南町も快晴だったようで、絶好の屋根の補修日和です。

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というのも、活動する場所によっては、屋根から絶景の富士山が見えます。ちょっと前より富士山の積雪量が、急激に増えてました。

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馬さん富士さん。



さて、活動の順を追って参りましょう。屋根に上がる時は、声かけ&ハシゴを支えるというのを徹底します。

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裏側からハシゴの両サイドを持つべし。



屋根に上ると、アチコチの瓦と棟が破損していました。

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瓦の破損




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棟の破損。



大きく破損していた屋根の棟に散らばってた破片などを丁寧に掃除するのが大事です。破片が残ると、補修後にせっかく被せたシートが破れたりします。

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掃除が完了したら、そこに新しく資材で棟の部分を作ります。

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その上に、これまで使っていたブルーシートを雨漏りを防ぐためというより、クッション材(破片などから被せたシートを守るため)として利用します。

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で、その上にシルバーシートを被せ、資材で挟み込んで、なるべく土嚢袋を少なくするために、ビス止めします。

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ビス止めのために、小さな穴にはシリコンで漏れ防止。



そして、瓦が破損した部分も、シッカリ掃除

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そして、今回は、アスファルトルーフィングの初登場!より長く雨漏りを防ぐことを考えての新しい資材、それが、アスファルトルーフィング。防水シートです。

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ルーフィングをしっかりと敷いているのは

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屋根補修の最強ツートップ、小玉さん&よしのりくんです。

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アスファルトルーフィングを敷いた上にシルバーシートは、屋根補修資材最強のツートップです。

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他にも、棟の部分で破損が、そんなに大きくなかった箇所は、アスファルトルーフィング。防水効果とガッチリ巻いて固める効果も。

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そして、棟部分も

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瓦の破損部分も完了

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この中に、いくつもの試行錯誤があります。



このカマチバンド(と呼ばれてる黄色いベルトのようなモノ)も、カマチさんが作ってくれたモノで、ブルーシートやシルバーシートが風で飛ばされないための補強資材です。

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隙間には、細かくシリコンでコーキング施工していきます。

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最近になって、ようやくシルバーシートでの補修ができるようになりました。小玉さんの声掛け、知り合いのみなさんが持ってきてくれたり送ってくれたりしたシルバーシートは、ブルーシートよりも強く、色もブルーシートよりも屋根に溶け込みます。



アスファルトルーフィングも、当初想定していたより長期間雨漏りを防ぐために導入されました。他にも、いろいろ試行錯誤があります。



試行錯誤の日々は、時々グループメッセージで流れてきます。



地元住民で屋根補修に参加して2ヶ月近くの植田くんが、いろいろ考えて『発泡ウレタンフォームですが、コーキングの代わりにはならないでしょうか?』と投げかけると


ならないです。


ならない。


防水ないよ。



と、単刀直入に連続でダメ出しをくらったりします。



こう書くと、なんか、知識のある人が知識のない人に対して上から目線で言ってるように聞こえてしまうかもしれませんが、そうではなく、一緒に考えてます。



先日は、粘着テープの会社の方が、防水テープを使ってる現場の声と意見を聞きに来てくれました。

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雨の中、スーツ姿で高所作業車に乗って屋根を見る。なんとも違和感があり、なんとも微笑ましく、嬉しい光景です。

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向かう先は同じだと思います。雨漏りを防いだ先の住民さんの笑顔なのだと。




これが鋸南町だけではなく、被害のカタチは違うけれど、長野でも、宮城でも福島でも栃木でも、きっと同じように向かっているだろうなと想像します。



僕は東京にいます。この日の活動は

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このメンバーだったそうです。




技術と愛と想像力と、ときどき笑い。大事です。

| ヒトリゴト | 18:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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適材適所?

いえ、適資材適高所です。




適材適所は人材の配置をいいますが、適資材適高所は、屋根で使う資材をいいます。



僕は、今東京にいます。東京なのですが、毎日、鋸南町での活動の報告が画像で届きます。その画像を見ると、どういう補修をしているのか、そして何が必要なのかが、これまでよりも随分理解できるようになってきました。



そんなワケで、みなさんにも画像を添えて分かりやすく説明できたらと思います。



僕が鋸南町に初めて行った頃は、基本的には、一度張ったブルーシートが飛ばされたりはがれたりしているのをシッカリ張り直して、白土嚢が使われていたら黒土嚢に変えるという作業でした。

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前にも書いたのですが、白土嚢は、日差しに弱く2ヶ月もすれば、屋根の上で破れて、中に入ってる砂や、酷い時には割れた瓦が入ってて、その中身が屋根から落ちてくるという危険があるため、UV加工してる黒い土嚢に変えていました。



初めて鋸南町に来て大黒山から見た風景も

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あれから1ヶ月半が経った大黒山からも、それほど大きく風景は変わっていませんでした。

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活動中の屋根の上から見える風景は、白い土嚢であふれていました。そして、その風景は、今もそれほど変わっていません。

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風景は変わらないのですが、活動は徐々に変わりました。大きく変わったのは『コンパクトに補修をする』『ブルーシートを使わない』『なるべく土嚢袋を使わない』という、これまでの補修という活動から、少し進んだ活動になっています。



補修の仕方が変わったのは、屋根を完全に修繕(多くは瓦だけでなく、下地も修理する必要がある)するまでには、3ヶ月待たなければいけないのはザラで、半年、1年待つという住民さんもいます。今のままの屋根で半年、1年雨漏りせずに暮らせるようにしなければ、また困る日が来ます。



なぜ、コンパクトに補修するか。家の屋根には、たいてい広くブルーシートが張られています。この住民さんのお宅は、全面に張られていました。もちろん珍しくはありません。

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全面に張られていると、どこから雨漏りしてるかが分からない。しかも全て白い土嚢袋。あと1ヶ月もしたらボロボロになります。

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屋根から白い土嚢袋を降ろし、ブルーシートを、一度はがします。

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そうすると、どこから雨漏りがしてるのかが分かります。

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大きな穴が空いていました。おそらく、飛来物が屋根に落ちてきたのだと思います。

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なるべく、ブルーシートを使わずに

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波板ポリカでの補修。

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他にも、見えてきます。

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ブルーシートよりも強いシルバーシートでの補修。

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すべてをブルーシートで覆うのではなく、コンパクトにすれば、より強く補修できます。

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強力な防水シート(ベトベトと呼んでますが、正式名称は『ファストフラッシュ』です。)

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アシスト瓦だったり

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他にも、シリコンコーキングだったり、防水テープなど適材適所ならぬ適資材適高所で作業を進めて、お昼の休憩を経て

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ひとつひとつ瓦を見ながら割れてたりヒビが入ってないかを確認します。

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朝来た時には、ブルーシートで全面覆われていた屋根でしたが

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補修を終えて帰る頃

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ブルーシートは1枚もありません。



こちらのお宅は、おばあちゃんのひとり暮らしでした。ブルーシートがはがれただけでホントに嬉しいとおっしゃってました。



もちろん屋根にもいろいろな種類があったり、勾配が急だったりで出来る補修と出来ない補修があるので、すべて、この流れでやってるワケではありませんが、『出来るだけコンパクトにする』『ブルーシートを使わない』『土嚢袋を使わない』理由は、住民さんの願いでもあります。



更に進化してる補修なのですが、だいぶ長くなりましたので、次回につづく。

| ヒトリゴト | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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広告

パソコンとスマホに出てくるやつ。





あれは、なんか自分が丸裸にされてるみたいで、ちょっと恥ずかしいじゃないですか?



以前はよく

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こういう広告が出てました。



いや、無料体験とかやると、もぉ、ずっと出てくるからね。あと、全く興味がないのに、モデルさんが、「え?その人?」みたいな興味で、クリックしてしまった『眉間のシワを消すシール』とか。



で、最近頻繁に出てくる広告が

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屋根補修の見積もり。




いや、よく分かってるけど、惜しいね。

| ヒトリゴト | 11:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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東京で鋸南町を想像する

その時、僕はそこに居なかったのだけど、胸が熱くなりました。
 



毎日の活動報告の画像が、東京にいる僕のところにも届きます。2日前、つい2日前です。僕が、このお宅に入った時、暗く悲しい印象でした。人の家に入って、勝手に暗く悲しくなるのも失礼なのだけど、高齢の男性が、この家に一人で暮らしている事を、アカの他人の僕が受け入れられなかった場所でした。

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台風が来て2ヶ月が経ってる一人暮らしの家です。




台風15号の後、ブルーシートで家が覆われて、それでも雨漏りがして、2ヶ月その場所で暮らしていました。きっとベッドを移動しながら暮らしていたんじゃないかと思います。ベッドは、1階の縁側の廊下に置いてありました。トイレまでの床は、ほぼ全て抜けています。



誰にも助けを求まられずに2ヶ月過ごしていたのです。



ブルーシートが家全体を覆っていたからというのもあって、何より家の中がカビだらけで、どうしてこんな事になってるのかを考えるのもシンドかったです。



最初に、この家に入った日の夜、一緒に活動している小玉さんとよしのり君が出した結論は、せめて床の抜けてる居住スペースだけでも、床を張り、安全にトイレと風呂に行けるようにしようという事になりました。



それから3日後です。僕のもとに届いた画像に、僕が知らない家がありました。

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だいぶ、ハショリましたが・・・

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畳も入ってます。

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畳は、別のボランティアチームが、もらってきたものです。



ずっと屋根補修をしてた勇太くんが見に来て

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ちょっと笑ってます。




笑いますよ。2ヶ月ずっとそのままだった家が、明るくなってましたから。


そして、別のボランティアチームが、2ヶ月そのままにされていたカビの掃除をしていました。

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ひたすらに、ただひたすらにカビと闘っていました。

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壁も

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天井も

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そしてトイレも

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ボランティアは、そこまでしないといけないのか?そこまでする事は、ボランティア活動なのか?色々な考え方があると思います。



僕、個人の考えですが、これは、きっとボランティア活動の粋を越えているんだと思います。これはボランティアの活動ではなく、人として突き動かされた行動なのだと思うのです。



最初に屋根を補修した日、このお宅の男性に何度も頭を下げられて、お礼を言われました。けれど、なにか違う気がしていました。2日目、何度か笑顔を見る事が出来ました。3日目と4日目は、僕はその場にいませんでしたが、きっと笑い声も聞こえていたんじゃないかと思います。



屋根を補修する人

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そしてカビを取る人

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部屋を再生する人

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2ヶ月前までは、普通の暮らしだったのです。



雨と風で家が壊されていく恐怖を感じながら過ごした台風15号と19号から、寝る場所を何度か移動して、最後は廊下にベッドを置いて、2ヶ月過ごしていました。



これからは、ベッドは部屋の真ん中に置かれているんじゃないかと想像します。台風の前に暮らしていた部屋の状態には戻れないと思うのですが、それでも、お昼は明るくて、夜は安心して眠れるようになったのではないかと思います。

 

自分が出来ること、あなたが出来ること。考えましょう。

| ヒトリゴト | 21:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブログが滞ってます

鋸南町に訪問中。




これまでの訪問の事も遡って書こうと思いますが、まずは現在強く思っている事を先に書いておこうと思います。



だいぶ海からの風が強くなってきました。このあたりは、冬になると西からの風が強く吹くそうです。屋根の上でブルーシートを張る作業も、風に煽られる事があります。



本日は、一度、自衛隊の人たちがブルーシートを張ってくれたのですが、雨漏りがすごいので、ブルーシートをはがしてやり直しというお宅です。台風15号の応急処置だったのですが、15号のあとに19号が来て、その後強い雨が原因なのだと思います。そういったお宅が、本当に多いです。



2階の屋根全面にブルーシートが張られてましたが、雨漏りの箇所がわからないので剥がしてみました。

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当然、ブルーシートに雨が入ると、この状態ですから、雨漏りはします。

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赤いシャツを着た上野よしのりくんが段取りを決めていきます。実は、ブルーシートを屋根全面に張ると(完璧に覆ってる場合だけですが)一時的に雨漏りは防げます。けれど、強風でブルーシートが剥がれたりすると、簡単にそこから雨が入り込んで雨漏りしていきます。



一旦、屋根全体にブルーシートを張ってしまうと、どこから雨が漏れてるのかも分かりづらいのです。



もちろん、ブルーシートを屋根全面に張ることが最善の場合もああります。けれど、なるべく、瓦がなくなってる部分や大きく破損してる特定の部分だけを補修するのが長く強く雨から家に住んでいる住民の方を守るのだと思うのです。



今回のケースも、やはり全面にブルーシートが張られていたため雨漏りの箇所が特定できず、一度ブルーシートを剥がしました。そして、大きく傷んだ方の屋根から生き残ってる瓦を剥がし、その瓦をところどころ割れてる屋根の方に差し替え、そして半分をブルーシートより強いシルバーシートで覆うという作業を始めました。



こっち側の面を

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屋根本来の姿に近い状態に

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そして、こっち側には

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しっかりシルバーシート(ブルーシートより明らかに丈夫で長持ちです)

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ようやく屋根の片面を張り替えましたが、まだ、2階の反面と1階部分の屋根も継続です。



そして、次の日は、反対側の屋根を補修です。

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同じように全面に貼られているブルーシートを剥がします。

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剥がしたブルーシートの下を確認して、傷んだ瓦を剥がして、掃除し

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シルバーシートを張る下地の作業をします。

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その間に、下でサポートしてもらってる人たちにシルバーシートの段取りをしてもらいサイズ通りに作ってもらいます。

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屋根の半分を、前日と同じように瓦を差し替えて、アシスト瓦なども利用して屋根の再生を目指します。

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あ、一応、僕も地味にやってます。瓦の隙間にシリコンを埋めています。

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この日の活動報告。比較的瓦の痛みが少なかったコチラ側

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屋根が傷んでいた方には、ブルーシートより強いシルバーシートを強い風でも煽られたり剥がれたりしないように。

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自分たちがやっていることは何なのだろうと考えます。



いつも自分たちがやるべき事と出来る事を考えながら活動しているのですが、自分の考える事が日々変わっていくような気がしています。
 


この何日かで大きくなっていく感情は、何かが間違っているような、何かを大きく変えないと、この国は、この先もっと貧しい人や弱い人を切り捨てていく国になっていくんだろうなという漠然とした恐怖です。
 
 

この屋根の補修をしたお宅は、高齢の男性が一人で住んでいました。屋根も酷い状態でしたが、実は、家の中は更に酷い状態でした。居住スペースの床がはがれて、廊下もいつ抜け落ちてもおかしくない状態です。2階の天井はほぼ全て落ちて屋根裏が見えていました。



唯一雨漏りがしていないと思われる一階の廊下にベッドを置いて寝ていました。このお宅の屋根を雨漏りしないように出来たとしても、ここに住んでて身体にいいわけがないのです。



もしかしたら避難所にいけない理由、どうしてもここに住まないといけない理由があるのかもしれないけれど、このまま、この家に住民さんが暮らしているということをアカの他人の僕が受け入れられないのです。



この状態を何とかするのが、ダレの仕事なのか分からないのだけれど、台風15号から2ヶ月以上経っているのです。活動を終えた時に、住民さんが何度もお礼を言ってくれましたが、その度に、何かが違うと考えてしまいます。



今、一緒に活動してるコミサポひろしまの小玉さんと上野よしのりくんが話し合って出した結論は、この家の住民さんが次の場所での生活を始められるまでの間、せめて床の抜けてる居住スペースだけでも、床を張り、安全にトイレと風呂に行けて、雨漏りもカビもない空間で過ごせるようにしようという事になりました。



僕は、この人たちと活動できて良かったと思っています。



今後も、もし、この家で長く暮らすという状態が続くとしたら、ブルーシートより強いシルバーシートを使うべきだと思うし、仮設住宅やみなし仮設に入居することが出来て、このシルバーシートが無駄になってくれた方がいいのです。



今回の鋸南町では、石巻で知り合った友人との再会もありました。3日間活動して、そのまま名古屋まで帰っていきました。そして、広島の呉市からは、小玉さんの後輩の解体屋さんが社員のみんなを連れて来てくれました。解体屋の若い人たちが、屋根の補修をしていました。



あとは・・・そういえば石倉のよっさんも来てくれました。で、活動前に解体屋の若い人たちに、コンクリートの片隅に生えてる苔の説明をしてました。





また戻ってきますが、この日の活動を終えて、一旦東京に帰りました。その時には、一緒に活動できるという人を連れてきたいと思っています。活動は屋根に上るだけではないのです。



見ること、感じること、伝えること

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そして、鋸南町で困っている人の話を聞くこと。自分には何が出来るか?あなたは何をするのか?

| ヒトリゴト | 05:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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みんな違って 選べばいい

相田みつをさんなら『みんな違って みんないい』です。(最後に補足)





僕が出来る事と、あなたが出来る事は、当たり前ですが違います。なので、もし、あなたが『何をすればいいのか分からない』なら、こんな事がありますよ。という提案です。



決してコレが正解ではないです。正解は、あなたが出せばいいと思っています。



ボランティアに行くという選択(時間と体力ありまっせ!という人)

今回の災害は広範囲です。ボランティアを募集してるところ、まだ受け入れ態勢が整っていないところなど様々あります。では、体力ある人で、今、募集してるところだと、コチラどうでしょうか?


災害ボランティア募集。台風19号 緊急支援 福島県いわき市・・・コチラ

*ポイントは、現地集合・現地解散ですが、なんと宿泊場所が有ります。



または、千葉の鋸南町(きょなんまち)では、ちょっと特殊な高所作業です・・・コチラ

*ポイントは、この活動、僕がやってます。僕に会えます。ん?それはウリ文句にならない?


*補足
こういう言い方すると怒られるかもしれませんが、下北とか新宿で「お前の芝居はなぁ・・・」とかいう、なんとも虚しい時間を費やしてる演劇人のみなさんにおすすめです。みなさん、舞台を仕込んだりしますよね?そういう器用な人が欲しいっす!!



ちなみに、僕が紹介してるリンク先はPBVばかりですが、僕が活動してるのがPBVなので、そうなります。もちろん、他にも様々な団体があります。そして個人でも各市町村の社会福祉協議会が運営してるボランティアセンターがあります。



コチラにまとめサイトのようなのがありましたが、状況は刻々と変わっていきます。現在どういう状況なのか、また、そもそも正確なのかは、自分で調べてみてください・・・災害ボランティア募集状況



ボランティアに行くという選択(体力ないけど、時間ありまっせ!という人)
 
ずっと続いてます。8年半が経ちましたが、東日本大震災で被災した町や、西日本豪雨災害で大きな水害を受けた町、北海道の南富良野での水害や胆振地方の震災、大阪北部地震も、もしかしたら忘れられてるんじゃないでしょうか?他にもまだまだ、まだまだあります。



今回の台風15号、19号で被災した人たちには、これからは避難所支援が必要になってくるでしょう。モノを運んだり時期にもよりますが、基本的には力仕事ではないです。体育館や公民館に避難されてる方が過ごしやすいようなサポートです。



ただ、避難所でのサポートは、ココロ的には大変だと思います。避難所の生活が長くなると、そこで生活を続ける人にはストレスも溜まってきます。
 


また、東北では、様々な理由で、いまだ仮設住宅で暮らしてる人がいます。その人たちに向けた仮設新聞を発行、配達してるボランティアが続いていますし、西日本豪雨災害では、写真などの洗浄ボランティアというのもありました。(まだ継続しています)



他にも体力勝負ではないボランティア活動が、たくさんあります。この先は、ちょっと自分で調べてみて下さい。
 


では、いろいろあるけど、どこに行けばいいのか?



今回は全国14都県に広がっています。あなたが以前に旅行して素敵だった町が困ってるかもしれないというのをキッカケに探してみて行くのもいいんじゃないでしょうか?



ボランティアを支援する(現地には行けないけど、ちょっとお金に余裕はありまっせ!という人)
 
要は募金という事なのですが、何度か伝えてるように募金の種類は大きく分けると、義援金と支援金があります。少しだけ詳しく1年3ヶ月前のブログに書いてましたので参考になれば・・・コチラ



大切なのは、募金をして終わりではなく、そのお金が、どういう風に使われたかを最後まで知ることが大事だと思っています。



ボランティアを支援する(信頼できる友人に支援金として託す)

ぶっちゃけ、僕自身は、声を大にしては言わないけど、コレを一番求めてます。ボランティアって、正直お金がかかります。現地までの交通費であったり、現場で活動する装備を買ったり・・・いや、そういうのも含めてボランティアだというのは分かってるます。


 
ただ、今回やってる高所作業の場合、特殊な能力が求められます。それはエスパー的な超能力ではなく、経験とか知識です。もし、その能力を持ってる人が被災地に行けない理由が、ただ経済的な理由であれば、そこをなんとか出来るシステムがあればいいなと思います。もちろん、本人に現地に行ってなんとかしたいという気持ちがあるという前提ですが。



僕が、2011年5月に石巻で1ヶ月活動をして、一度東京に戻ってきた時、知り合いのお店で募金をしてくれてました。現地での活動に自由に使ってくれと託してくれました。これは本当にありがたかったです。あの時も必要な道具やレンタカーや交通費などお金がかかりました。



僕は、経済的に支えられたのではなく、心を支えてくれました。石巻で活動してる時、募金(僕への支援金)を託してくれた友人たちや、よく知らないけどお店で会う常連さんの顔が浮かんでました。



他にもあります、あなたが出来る事。
 

見守るという活動。

きっと、いつか訪れるあなたの出番を待つという活動です。ただしポジティブに待って欲しい。何が出来るかを考えながら待って欲しい。その情熱は、もしかしたら待ってる間にとんでもない発見や、発明をするかもしれません。
 


備えるという活動。

災害から身を守るための知識と心を勉強するという活動です。何より、大切な人を自分が守るための活動です。決して体力をつけたり救助法を勉強するというのではなく、机に向かってする勉強にも大きな意味があります。例えば・・・こんなにいろいろあります。

 

足を運ぶという活動。

災害が起きてスグの場所じゃなくてもいいのです。8年半前に大きな災害が起きた場所は、どうなっているのか?美味しいものを食べたり、温泉があれば入ったり、観光するのもいいと思います。ただ、ひとつ大事な事は



想像力を持って見る、聞く、感じる事なんじゃないかと思います。これは、ボランティアに行っても同じように想像力を持って活動する事が大切だと思います。
  


最後に・・・僕から話を聞くという活動。

これは、そうですね、いつか、あなたに会う機会があったら、やりましょう。その時、もしあなたが、僕よりパイセンの場合、ご馳走して下さい。
 

 
以上。



長くなりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。今回は、写真もなく読みづらかったかもしれませんが、その分、脳みそをフル回転しながら、何をすればいいのか、少し見えていただけたら幸いです。



で、補足です。

やってもうてますね。オレ、やってしもてますね。ちゃうやん?『みんな違って みんないい』って、これ、金子みすゞさんやん!!相田みつをさんちゃうやん!!こういうとこ、こういうとこがアカンとこ!!猛省してます。

| ヒトリゴト | 15:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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鋸南町での4日目

昨日の継続です。




朝のミーティングで、信頼するリーダーが人数を数えていました。作業に向かう人数ではなく、屋根に上る人数を数えていました。「1,2,3・・・4」4番目の指が、心なしか自分に向いていたような気がします。



気がしたわけじゃありませんでした。指は、たしかに僕に向いていたのでした。僕は屋根にのぼるメンバーとして数えられていました。



もちろん、前日は、屋根裏とはいえ高所作業だったし、鋸南町に来てからは、ずっと屋根での作業なので同じ事をするのですが、今にして思えば、初日の屋根での高所作業は

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トレッキングぐらいの




そして屋根裏での高所作業は

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槍ヶ岳の登山のような・・・



で、茅葺屋根は

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クライミングやん!!



みたいなイメージです。なにはともあれ安全第一です。



日曜日はボランティアの数が多かったので一気に寂しくなりました。この日は、クレーンも水戸への復旧作業に向かったため、全てを屋根の上まで手運びでやらなければいけません。この、上から降りるというのも、とても怖いんですよ。



朝、昨日のお宅のみなさんに挨拶しようと思ったら、お母さん一人でした。15年以上前に旦那さんを亡くして、この家には、お母さんが一人で住んでいるそうです。息子さんと娘さんたちは、週末を利用して実家の雨漏りの片付けなどをしに帰ってきてくれたと嬉しそうに話してくれました。そして、今日は一人でした。



それぞれの家族には、それぞれの事情があります。昨日、よしのりくんが、笑顔のゴリ押しで、もう一日残るように言ってくれて良かったと思いました。



この日、夕方から結構強い雨の予報だったので、なんとしても今日中にはブルーシート掛けを完了して戻ろうと思いました。大事なのは、高所作業の安全確保です。なんせ・・・この高さです。

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この写真、僕が撮ってます。




ということは・・・僕が居る場所は

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ここです。



よしのりくんからは、ロープと安全ベルトの事も信頼しないと、逆に危険を伴うことがあるのと、作業が進まないと教わりました。

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写真では、なかなか伝わらないと思いますが、ものすごいビビッてます。




信頼するリーダーが、手際よく作業を進めていきます。

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人数を数えた時に、僕に「4」と指差した人です。

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今回も僕が鋸南町に向かうキッカケを作ってくれたよしのりくんは、元屋根屋だったので、急勾配を苦もなく動いていました。

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この日、屋根に上がってるもう一人、ツッシー。



ツッシーは、高所作業は経験あるけど茅葺屋根は初めてだったようで、いろいろ戸惑ってましたが、ロープワークなども器用に作業していました。



完了間際に雨が降ってきて、どうなるかと思いましたが、正面のトタンが剥がれた部分と

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裏の全面をブルーシートで覆うことが出来ました。

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大事なのは、ブルーシートが剥がれないように、シッカリ固定することです。



トタンの修理が、いつになるかまだ分からないそうですが、お母さんはとても喜んで見送ってくれました。来週末に、また息子さんや娘さんたちが帰ってきて、笑顔があふれるといいなと思いながら一旦、東京に戻ります。



ん?一旦?



まぁ、細かいことはいいか。

| ヒトリゴト | 17:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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鋸南町でお風呂と宿泊

快適と掻い的。





被災地で支援活動をしていると、お風呂問題というのがあります。なんでしょうね、お風呂って、身体をキレイにするだけじゃないという事に、最近ようやく気づきました。



石巻でボランティアで活動をした時、最初に風呂に入ったのは、20日以上経ってからでした。



もちろん、銭湯なんて営業してなかった時期だったり、営業が始まっても地元住民さんのための風呂だと思っていたし、少し距離のある道の駅まで行けなくはなかったが、睡眠欲の方が優っていたり、理由はいろいろでした。



鋸南町では、ボランティアに無料開放してくれる温泉があります。

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鋸南町営の『笑楽(わらく)の湯』という温泉です。



19時半までボランティアに開放してくれています。入り口では、笑楽の湯のおばちゃんが、笑顔と感謝の言葉で迎えてくれます。こちらこそ感謝です。



活動した後、そのまま食事して車中泊をするのと、ゆっくり湯船に浸かって、宿泊?場所の道の駅まで行って、車の中で寝るのとでは、疲れの取れ方が全く違います。



ちなみに、この時期まだ蚊がいました。窓を少し空けて寝てしまい、夜中に壮絶な闘いを繰り広げました。



活動の疲れをだいぶ軽くしてくれる『笑楽の湯』ですが、さらに疲れをふっ飛ばしてくれることがありました。お湯から上がって脱衣所で着替えてると、石巻で活動してた時に知り合って、その後何度も別の被災地で会ってきた人と、石巻以来8年ぶりの人に、鋸南町の町営温泉というマニアックな場所で再会しました。



1ヶ月ほど鋸南町で活動してる友人のよしのりくんは、この温泉に入ってる時に、聞いたことあるイントネーションだと思って話しかけたら、牡鹿半島(石巻市)にある小渕浜という浜の漁師さんだったそうです。



東北で大きな災害に遭った人が、「あの時お世話になったから、今度は自分たちの番だ」と言って、困ってる人の元に仕事の合間に時間を作って千葉にやってくる。素敵だなと思いました。



それは東北に限らず、熊本で会ったボランティアの人や、西日本豪雨の時に真備町で会ったボランティアの人にも会いました。他のボランティアさんからは、熊本や真備で被災した人が来てたと聞きました。その人たちと温泉で会うというのは、なんか素敵だと思いました。



鋸南町の笑楽の湯では、温泉の効能に『再会』とか書いていいんじゃないでしょうか?



千葉県の鋸南町だけに限らず、いろんな場所で同じ事があったと思うのです。優しさの連鎖が繋がってるのは、ホントに心地が良いです。



出来ればもう少し先の思いも繋がるといいなと思います。まだ自分の身に起きていない事であっても想像の連鎖が生まれると、困ってる人たちが、もう少し早く、もっとたくさん笑顔になれるんじゃないかなと思うのです。



簡単なことではないけれど、被災した人とボランティアが、ゆっくり『笑楽の湯』に入って言葉を交わせたらいいなと思います。効能は『笑顔』ですね。

| ヒトリゴト | 09:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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鋸南町での3日目

3日目が最終日のハズでした。




本当は、3日目の活動を終えた日にレンタカーを返しに行く予定でした。その日の活動は鋸南町のボランティアセンターから20分ほど山に入っていったお宅でした。途中何か所か山肌からゴッソリと倒木している道を通って辿り着いたお宅は、築100年の茅葺(かやぶき)屋根でした。



本来の茅葺屋根は、こういうのをイメージすると思うのですが

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この茅葺を手入れできる職人さんが減ってきているのと、手入れが大変など、様々な理由があると思うのですが、たいていは、このお宅のようにトタンで周りを囲っています。

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そのトタンが、正面は上の方が飛ばされていました。


台風15号で飛ばされたトタン部分をブルーシートで応急的に自衛隊のみなさんがやってくれたそうですが、19号が来た時に、ブルーシートが剥がれて、しかも裏側は

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トタンが全て剥がれていました。



この日の作業は、クレーンで屋根の上に人を運び、ダメになったブルーシートを剥がして、新しいブルーシートを被せるという作業です。

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作業内容を詳しく書くと長くなるのですが、屋根にブルーシートを被せて固定するためには、屋根の外と内側で連携して補強材を屋根に打たなければいけないのです。



この日集まってるボランティアメンバーは、もちろん屋根修理の経験者がいますが、茅葺屋根の専門ではないです。これまでの経験と知識を集めて補修していきます。そして、茅葺屋根の場合は、より慎重に作業を進めないといけないのです。



前日のブログにも書きましたが、ボランティアが屋根修理は出来ません。本格的に業者さんに修理をしてもらうまで雨漏りしないようにするのが目的です。ただ、その業者さんが来てくれるまでに半年以上、もっと待つかもしれません。



作業を始める前に、正面から撮った写真では分かりづらいと思うのですが、とにかく古民家の茅葺屋根は、勾配が急なのです。どれぐらい急かというと、上から目線(茅葺き目線)で失礼しますが・・・

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こんなに急です。



この急勾配な茅葺屋根を内側と外側で作業していきます。外の作業は経験がないと、なかなか出来ない作業です。

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そして、内側の作業ですが、外側と同じように高いのです。しかも足場は、昔の家の梁(はり)です。

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そこに足場になる板を渡して、外の声(指示)を聞きながらの作業です。

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もうひとり内側で作業してるのは、元大工の女子、みやこちゃんです。



僕は、ボランティアをやってなかったら、一生やらなかったであろう作業を、いくつも経験している気がします。

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休憩も、梁の上です。



この日は、日曜日だったので、ボランティアのメンバーもたくさんいたのですが、結局なかなかハードな作業のため、完了できませんでした。それでも、住民のみなさんは、本当に喜んでくれました。息子さんと娘さんが3人いて、とても賑やかなご家族で、少しホッとしました。



冒頭に書いたように、この日に帰る予定だったのですが、なんとか完了させたいという思いと、よしのりくん(ずっと鋸南町で活動してる友人)から「カツシゲさん、帰るのはレンタカーの問題だけですか?」という言葉に・・・たしかに、月曜日に予定はない。



ただ、レンタカー屋さんに電話をして延長できるかを聞かないといけない。電話をしたら、残念ながら・・・延長できた。そんなワケで継続。



変な言い方ですが、ゴリ押ししてくる友人に感謝です。なかなか車中泊も身体に応える年齢となってきました。いや、熊本の時から薄々気がついていたのですが・・・



報告は、明日に続きます。

| ヒトリゴト | 20:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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鋸南町での2日目

前日の夜から激しい雨と風。





午前中は、活動は無理かと思ったのですが、雨は止みました。鋸南町での活動は、屋根の補修です。



台風15号で屋根が飛ばされたり、瓦が割れたり、トタンがめくれたり、様々な理由で雨漏りしているお宅がたくさんありました。



自衛隊の方や、地元の人たちが協力して応急処置のブルーシートを屋根に被せたのですが、また台風19号が来て、ブルーシートが飛ばされてフリダシに戻っています。



今は、ブルーシートを自分で被せる事が出来ないので、部屋の中なのに雨が降っている状態で生活してる人たちがいます。ブルーシートは家具を守るために、家の中で使っています。



屋根に上って作業できる人が圧倒的に足りていないので、しばらく、その状態が続く家があるでしょう。



これからは時間との闘いになってきます。どの家にも早くブルーシートを被せてあげたいのですが、それが出来ないのがもどかしいです。



この日入ったお宅は、高齢の方の2人暮らしで、旦那さんが認知症を患っているため、お母さん一人では何も出来ないというお宅でした。



状況は様々ですが、一人では、二人では、何も出来ないまま雨漏りを放置して暮らしている人がたくさんいます。



さっきも書いたように、屋根の上など高所作業が出来る人が足りていません。正直ボランティアの範疇を超えている作業ではあると思います。けれど、人が居ないのです。



もちろん、シッカリとした知識とリーダーシップを持った人がいれば、ヘルメットはもちろん、安全帯、命綱など万全に装備をしてサポートする事が出来ます。それは、格段に作業効率を上げていきます。



自分の限界を知り、正しく恐怖心を持ちながら慎重に作業に向き合える人が必要です。そして、何より「これは出来ない。」と言える人が必要なんじゃないかと思うのです。



決して勢いで出来る作業ではありません。それは、かえって住民の人に迷惑をかける事になります。



今回は、あらかじめ高所での作業だと聞いていたので色々と装備を揃えたつもりですが、それでも足りない装備があり、予備を持っている人から借りて屋根の上での作業でした。



やはり屋根の上は怖いですね。



長野や福島、宮城も栃木も、埼玉も大変な状況です。台風の被害ではあるものの、それぞれ違った被災状況で困ってる人が大勢います。



もうボランティアだけでは立ち行かない状況になってるんじゃないかなと思うのです。けれど、それを嘆いている時間が無いのです。



僕が合流させてもらってるチームは、とても丁寧に作業をする人たちの集団です。屋根のブルーシート張りも、とても綺麗で整っています。





このチームは、技術が高いのは言うまでもないのですが、突出しているのは、想像力と愛です。

| ヒトリゴト | 10:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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